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思考

人間は色のついたメガネしか持っていない。

世の中を生きていく上で、客観的な視点というのは持っている方が何かと好都合です。特にビジネスの世界や異文化コミュニケーションの世界においては現状を俯瞰して見られないと、相手に適切にメッセージを伝えられないので重宝されます。しかし、あいにくのと...
ほぼエッセイ

犬も”歩いたから”棒に当たる。

タイトルは間違いではありません汗。何事も行動を起こさなければ、学びはほとんど得られないというお話です。「犬も歩けば棒に当たる」とは、事を行おうとしている者は思いがけない幸運にあう、ということわざです。(悪いことに当たる場合にも使うようですが...
ほぼエッセイ

「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」

「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」とはサントリー創業者の鳥井信治郎が残した名言だそうです。「やってみなはれ」という経営者もすごいですが、問題はそう言われたときに「やれる」かどうかです。なんとなく「やりたいなぁ」と思っていたことでも、...
思考

難解な古典を読む時間を投資して、抽象空間を広げる。

最近の本は読みやすさ重視なのか、厚さの割に文字密度が低かったり、名著がマンガ化されていたりとあの手この手で読書のハードルを下げているように見えます。とっつきやすさという点ではそういった本はいいのですが、古典のような難解な本にも取り組んでおき...
思考

仕事も日常も混然一体となった生活。

近年は「ワーク・ライフ・バランス」という単語をそこかしこで見かけます。この言葉の解釈は立場によっても違うようですが、仕事一辺倒な生活に疑問符(あるいは明確な否定)を投げかけているのは確かでしょう。確かに、労働時間=会社にいる時間とし、かつ労...
ほぼエッセイ

「決める」ことを決める。

何事かをなしたいなぁと感じながらも何もできずに終わっている人は多いのではないでしょうか。残念ながら願望だけで物事が成就するほど、この世は都合良くはできていないのです。重大な決断の前には十分な検討の時間をもつ必要がある、というのは一理あります...
人生

思い出せなくなるような日々を送っていますか?

子どもの頃の一年と大人になってからの一年は長さが違うように感じている人は多いのではないでしょうか。多くの人が大人になると時が過ぎるのが早いと感じるようです。しかし、皆が皆そうだというわけでもなさそうです。 大人になってからの方が時間の経過を...
思考

オタクに勝つ自信がありますか?

20年後には多くの職業がなくなり、新しい職業が多数生まれていると言われてみます。おそらくそれらの多くは知識労働であり、多種多様なものになることでしょう。こういった職業の特徴は、生産性と労働時間が直接には結びつかないところです。肉体労働は単位...
思考

知識労働者に与えられている特権。抽象の世界を高速移動する。

いくら機械化が進んだところで、人間の行いすべてを機械が代替できるとは思えないので、肉体労働はなくならないでしょう。そういった仕事は世の中に必要とされているから存在するのであって、肉体労働者も世の中に貴重な価値を提供していることは間違いありま...
思考

実質的思考空間の拡張は日本語の語彙力から。

思考というのは奥深いものですが、それが展開される脳内メモリは揮発性なので、手を打たなければ川の如く流れていってしまいます。とどめておくには記憶なり記録なりをする必要がありますが、どちらにせよ言語化が必要です。思考空間自体は広大であることは想...