■ ここ数年は流通する情報量が
ほとんど倍々ゲームで増加している
模様…。。
あまりに身のまわりに情報が
増えすぎて、
溺れる人が存在しているのは
この誌面でも何度か指摘しています。
■ 情報はないよりはあった方が
よいような気がしますが、
よくよく考えてみると、
知的プロフェッショナルに求められるのは
良質なアウトプットです。
アウトプットのためにはインプットが
ゼロというわけにいきませんが、
インプット量を増やしたからといって
アウトプットの量や質が向上するわけでは
ありません、、。
と考えると、情報の入手が容易に
なったことは
手放しで喜べるわけでもなさそうです。。
むしろ、多くの人が同じ情報を
入手出来るようになったいま、
単に情報を右から左へ流すような
行為は、価値が相対的に低下しています。
以前ならば単に情報を持っていることが
価値の源泉だったのが、
そうでもなくなりつつあるということです。
そうなると、付加価値がつくのは
人間の思考によって編集された情報であり、
それこそが知的プロフェッショナルに
求められることともいえましょう。
■ アウトプットを前提に情報の入手を
考えたとき、
現存する情報ソースが全て必要かは
甚だ疑問です。
特にネット上の情報は流通量が
増加する一方で、
その質的向上が追いついていない
ように思われます。
中にはきらりと光るモノがある
のは事実でしょうが、
あまりに玉石混交すぎて
少々使いづらいというのが現状では
ないでしょうか。
(知的プロフェッショナルの
アウトプットのためには、です。)
■ 情報の入手経路というのも
ときどき棚卸しする必要がありそうですね。
今日の【まとめ】
■ 情報がありふれすぎている昨今、、
■ 思考により付加価値をのせるのが
知的プロフェッショナルの使命
■ たまには情報ソースも棚卸しが必要か?
【IT論考β】 アウトプットこそが重要であると考えると、、。[#272]
