【IT論考β】 ITを使いこなすなら「先行投資」という考え方が重要。[#188]

IT

■ TVやHDDレコーダーは進化とともに
  リモコンのボタンが増えていますが、
  
  パソコン・形態はタブレット・スマホに移行して
  むしろボタンの数は減って操作しやすくなりました。
  
  
  ゆえにタブレットなどは使い始めるときの敷居は
  かなり低く、なんとなくでもそこそこ便利に使えます。
  
  
  ある意味これは当然のことで、

  なぜならIT機器の進化とは難しい部分を
  いかにユーザ(利用者)に隠蔽するかの歴史でも
  あるからです。
  
  
  エンジニアが頑張るほどにユーザは
  とっつきやすいデバイスやサービスを
  
  手に入れられるようになるのですが、
  その波に乗るのがよいかは考えものです。
  
  
■ 実際、パソコンを使う人を見れば

  マウスでたどたどしく操作する人から
  ショートカットキーをバリバリ使いこなす人まで
  
  様々なユーザがいます。
  
  そして、両者の生産性の差は歴然です。
  
  
  成果の求められる知的プロフェッショナルとしては
  当然後者でありたいところです。
  
  
  しかし、なんとなくITとふれ合っていれば
  バリバリ使えるようになるかというと、
  決してそんなことはありません。
  
  ショートカットキーだって覚えようと思うから
  覚えるのであって、
  その努力を怠るといつまでたってもマウス操作です。
  
  
  つまり、一時的には生産性が下がってでも
  生産性の高い操作を習得するという「先行投資」が
  必要なのです。
  
  
  この投資意欲があるかないかは
  後々大きな差となっていくのです。
  
  
■ 新しいIT機器やサービスを使うに当たっては
  なんとなくに流されず、
  
  しっかり使い方を習得するのが肝要でしょうね。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ なんとなく使うか学んで使うかで差が出るのがIT
 ■ 学ぶための投資をしなければずっとなんとなくのまま
 ■ 新しいモノに手を出すときは使い方を学ぶべし。
  
  

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