■ TVやHDDレコーダーは進化とともに
リモコンのボタンが増えていますが、
パソコン・形態はタブレット・スマホに移行して
むしろボタンの数は減って操作しやすくなりました。
ゆえにタブレットなどは使い始めるときの敷居は
かなり低く、なんとなくでもそこそこ便利に使えます。
ある意味これは当然のことで、
なぜならIT機器の進化とは難しい部分を
いかにユーザ(利用者)に隠蔽するかの歴史でも
あるからです。
エンジニアが頑張るほどにユーザは
とっつきやすいデバイスやサービスを
手に入れられるようになるのですが、
その波に乗るのがよいかは考えものです。
■ 実際、パソコンを使う人を見れば
マウスでたどたどしく操作する人から
ショートカットキーをバリバリ使いこなす人まで
様々なユーザがいます。
そして、両者の生産性の差は歴然です。
成果の求められる知的プロフェッショナルとしては
当然後者でありたいところです。
しかし、なんとなくITとふれ合っていれば
バリバリ使えるようになるかというと、
決してそんなことはありません。
ショートカットキーだって覚えようと思うから
覚えるのであって、
その努力を怠るといつまでたってもマウス操作です。
つまり、一時的には生産性が下がってでも
生産性の高い操作を習得するという「先行投資」が
必要なのです。
この投資意欲があるかないかは
後々大きな差となっていくのです。
■ 新しいIT機器やサービスを使うに当たっては
なんとなくに流されず、
しっかり使い方を習得するのが肝要でしょうね。
今日の【まとめ】
■ なんとなく使うか学んで使うかで差が出るのがIT
■ 学ぶための投資をしなければずっとなんとなくのまま
■ 新しいモノに手を出すときは使い方を学ぶべし。