【IT論考β】 乗換検索アプリの有料課金は何を買っているのか?

IT

■ 都市圏で生活する多くの人にとって

  「乗換検索」系のアプリは必須アプリの一つでしょう。

 

   (逆に地方ではカーナビアプリが

    必須かもしれませんね)

 

 

  有名どころなアプリはいくつかありますが、

  そのどれもが基本的な検索機能は無料で使え

 

  細かなナビ情報や駅構内の情報提供など

  付加機能については課金制になっています。

 

 

  一ヶ月あたり数百円なので絶対額としては

  そう高いものではありませんが、

  継続課金が前提なので固定費になります。

 

 

■ ところで、この付加機能への支払いは

  どんな意味を持つのでしょうか?

 

  よくよく考えてみると

  有料で提供される情報の多くは

 

  別なサイトやサービスで無料で手にすることが

  可能だったりします。

 

 

  そもそも時刻表を無料で閲覧できるサイトが

  ありますし、

 

  各鉄道会社のWebサイトには各駅の構内図も

  提供されていることが多いです。

 

  地図やナビも無料でそこそこの精度のものは

  多々ありますから、どうしても有料でしか

  手に入らない情報は案外少ないことになります。

 

 

  となると、付加機能というのは単なる情報料

  とは少し違う意味を持つのかもしれません。

 

 

  おそらく、利便性を買っているわけで

  それは詰まるところ時間を買っているといえます。

 

 

  究極的には無料の情報を組み合わせて

  自分で答えを導き出すことも不可能ではありませんが、

 

  とても時間コスト的にペイしないでしょう。

 

 

  となると、数百円を支払うことでほぼ瞬時に

  情報が得られるのならば、

 

  様々なサービスを渡り歩いて調べるという

  時間を節約できることになります。

 

 

  付加機能がどれくらいの時間を生み出し、

  またその時間にどれくらいの価値があるかは

 

  人それぞれではありましょうが、

  簡単にモトがとれる人も相当数いるような気がします。

 

 

  そんなこと(=時間効率というメリット)を考えつつ、

  有料課金サービスを使ってみるのも良いかもしれませんね。

 

 

 

■ まぁ、最近のITサービスは継続課金モデルが主流なので、

  色々契約すると塵も積もれば結構な金額になります。

 

  その意味では取捨選択は必要でしょうが、、、。

 

 

 今日の【まとめ】

 ■ 「乗換検索」系のアプリは有料の付加機能が存在する

 ■ 得られる情報自体は無料で流布されているケースも多い

 ■ 単一アプリ内で瞬時に情報を引き出せる時間効率が

   付加機能の最大のメリット

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