■ 複雑極まりない世の中において、
正解が唯一に定まるとは限りません。
むしろ定まらないことの方が多いわけで、
そうすると「別解」というものが複数存在します。
仮に、「正解」は一つだったとしても
それを実現する「解法」が複数あることも多いので
何かを実現する手段は複数存在している解する方が
生きていく上では自然かもしれません。
もちろん、これはITを使うにおいても例外ではありません。
■ 例えば、スマートフォンは多様な使い方があり
・情報を収集するためのツール
・情報を配信するためのツール
・1対1のコミュニケーションツール
・1対Nのコミュニケーションツール
などなど…
いろいろな側面を持ち合わせています。
そんな様々な「解法」を一つの筐体に
納めてくれていることが、
スマホの最大のメリットとも言えます。
しかし、見方を変えれば
それぞれの「解法」には「別解」が存在し、
時と場合によっては「別解」のほうが効率がよい
ことは十分に考えられるのです。
通話頻度が極めて高い場合にはスマホよりも
ガラケーのほうが使い勝手や価格面で優れていますし、
アウトプット量が非常に多い場合にも
スマホの小さな画面は不適切です。
一国の大統領や総理大臣のような立場なら
スマホを持つよりも優秀な側近を持つ方が
よいでしょう。
ビジネスパーソンの最大公約数的な「解法」
としては、
スマホを持つというのが妥当ではありますが、
「別解」は当然あるということです。
■ 何が言いたいかというと、
流行のツールを盲目的に信じずに
自らの目的に沿って選ぶことが重要
ということです。
(と、いいつつも例に挙げたスマホに関しては
大多数の人にとってはベターな選択肢ですが)
今日の【まとめ】
■ 世の中に解法は複数あると考える方が自然
■ その人の立場やニーズによって最適な選択肢は異なる
■ 目的に合わせてツールを選択するのが重要