■ 投資家というと金銭を投下して
金銭的リターンを得るという
イメージがしますが、
持っているリソースを投じて
さらなる成果(リターン)を得る
活動はなんでも投資といえます。
金銭的な投資は人によって
持っているリソースがバラバラ
ですが、
時間というのは誰しも1日24時間
と平等です。
(厳密には可処分時間は多少
ばらつくでしょうが…)
世の中に「時間管理術」が多数
あることをみれば、
時間というリソースは不足気味と
考える人が多いのでしょう。
ただ、時間を「管理」しても
使える時間自体はそう増えません。
無駄な時間をカットできても
上限は1日24時間で変わりません。
時間を何のために使っているのか?
という点で考えないと
最終的な成果は向上しないでしょう。
■ 時間は誰しも平等に流れていくので
なにも考えないと「ひまつぶし」と
称して「浪費」されます。
そうでなくとも、日々に負われると
淡々と「消費」して終わりです。
意外とそうなってしまっている
ケースは多いように思われます。
ただし、浪費家や消費者のままでは大きな
リターンを見込むのは難しいでしょう。
より大きな成果を目指すのなら
投資家にならねばなりません。
つまり、何に対して時間を投下すると
最終的に得るものが多くなるのか?
を考えて日々を過ごすということです。
時間の絶対量が決まっているのなら
より投資効果の高い行動にしぼって
ものごとを行う必要があるはずです。
とはいえ、投資には不確実性が
つきまとうのが現実で、
投下した時間に見合ったリターンを
得られるかはわかりません。
大きなリターンを狙うほどに
不確実性(リスク)は大きくなり
場合によっては投下した時間が
無駄になることもあり得ます。
このことが、人々が時間の
単なる「消費管理」に走らせる
要因かもしれません。
(人間は不確実性が好きでは
ありませんから)
■ 時間の投資家になるかどうかは
その人の心持ち次第
ということになりそうですね。
今日の【まとめ】
■ 時間というリソースに不足感あるも
浪費や消費だけしている人は多い
■ 投資には不確実性がつきまとうので
リターンがゼロの可能性も
■ 時間を投資にまわるかどうかは
その人の心持ちに依存する