【IT論考β】 投資家にはなろうと思えばいつでもなれる?![#348]

IT

■ 投資家というと金銭を投下して
  金銭的リターンを得るという
  イメージがしますが、
  
  持っているリソースを投じて
  さらなる成果(リターン)を得る
  活動はなんでも投資といえます。
  
  
  金銭的な投資は人によって
  持っているリソースがバラバラ
  ですが、
  
  時間というのは誰しも1日24時間
  と平等です。
  
  (厳密には可処分時間は多少
   ばらつくでしょうが…)
   
   
  世の中に「時間管理術」が多数
  あることをみれば、
  
  時間というリソースは不足気味と
  考える人が多いのでしょう。
  
  
  ただ、時間を「管理」しても
  使える時間自体はそう増えません。
  
  無駄な時間をカットできても
  上限は1日24時間で変わりません。
  
  
  時間を何のために使っているのか?
  という点で考えないと
  最終的な成果は向上しないでしょう。
  
  
■ 時間は誰しも平等に流れていくので
  なにも考えないと「ひまつぶし」と
  称して「浪費」されます。
  
  そうでなくとも、日々に負われると
  淡々と「消費」して終わりです。
  
  意外とそうなってしまっている
  ケースは多いように思われます。
  
  ただし、浪費家や消費者のままでは大きな
  リターンを見込むのは難しいでしょう。
  
  より大きな成果を目指すのなら
  投資家にならねばなりません。
  
  つまり、何に対して時間を投下すると
  最終的に得るものが多くなるのか?
  を考えて日々を過ごすということです。
  
  
  時間の絶対量が決まっているのなら
  より投資効果の高い行動にしぼって
  ものごとを行う必要があるはずです。
  
  
  とはいえ、投資には不確実性が
  つきまとうのが現実で、
  
  投下した時間に見合ったリターンを
  得られるかはわかりません。
  
  
  大きなリターンを狙うほどに
  不確実性(リスク)は大きくなり
  
  場合によっては投下した時間が
  無駄になることもあり得ます。
  
  
  このことが、人々が時間の
  単なる「消費管理」に走らせる
  要因かもしれません。
  
  (人間は不確実性が好きでは
   ありませんから)
   
   
■ 時間の投資家になるかどうかは
  その人の心持ち次第
  
  ということになりそうですね。
  

 今日の【まとめ】
 ■ 時間というリソースに不足感あるも
   浪費や消費だけしている人は多い
 ■ 投資には不確実性がつきまとうので
   リターンがゼロの可能性も
 ■ 時間を投資にまわるかどうかは
   その人の心持ちに依存する

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