【IT論考β】 迷ってみても成果が増大するわけではなく。[#365]

IT

■ 何かをはじめるときに種々のリスク
  を検討して計画を立てる人と
  
  とりあえず手を出してみるという人
  の二通りにわかれます。
  
  
  ケガをすると致命傷になることも
  あるので、何でもかんでも向こう見ず
  に手を出すのは考えものですが
  
  熟考したからといってその後の展開が
  良くなるかというとそうでもありません。
  
  
■ そもそも物事を検討するだけでも
  時間というリソースが必要です。
  
  実行するにせよ、しないにせよ
  その間は進展がないので
  機会損失が発生する可能性は大です。
  
  
  よく、複数案検討してその中から
  選ぶというプロセスがあり、
  
  選ぶ方はなんとも満足感が得られる
  ことが多いのですが、
  
  たいていの場合は出来レースです。
  
  
  検討材料を作成する側からしたら
  実行されるかもわからない案に時間を
  使うのはリソースの無駄遣いで
  
  最も見込みのあるものが選ばれる
  ようにするだろうからです。
  
  (全てをマジメにやっていたら
   それはそれでどうかと…)
   
   
  かくして、比較検討して選ぶという
  意味がありそうで大してないプロセスが
  あちこちで実行されるのです。
  
  (え、見ません??汗)
  
  
  検討を重ねたところで、成果が
  得られるのは実行してからです。
  
  検討するほどに出てくる成果が
  大きくなるのならいいのですが、
  実際の所はそうではなさそうです。
  
  
  それよりは、トライアンドエラー
  を繰り返して改善していったほうが
  早く高みにたどり着けそうなもの。
  
  
■ あれですね、

  案ずるより産むが易し
  
  ってことは多いのでは
  ないかと。  
  

 今日の【まとめ】
 ■ 検討している間は成果は上がらない
 ■ 比較検討はそれっぽいが出来レース多し
 ■ トライアンドエラーをした方が早いかも

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