■ 最近はかなり多くの本がKindle版でも
出版されるようになりました。
値段はともかくとして、
物理的な大きさがないのは
持ち歩きや保管を考えると
大きなメリットです。
また、複数の端末からアクセス
できることや
文字の大きさが自由に変えられるのも
便利な機能といえます。
(一部の本は非対応ですが)
■ ただ、知識定着率を考えると
この機能がむしろデメリットに
なるかもしれません。
画面サイズの違うデバイスで
アクセスしたり、
文字の大きさを変更したりすると
当然、文字の位置関係が変わります。
つまり、
「あのページの右上あたり」
というような位置情報をもとにした
記憶がまったくアテにならなくなります。
これはあとから記憶をたぐるときに
大きな足かせになり得るでしょう。
文字情報のまま理解していれば
問題ないのですが、
イメージ(映像)として本を
捉えることもあるでしょう。
このあたりを考えたとき
電子書籍が知識獲得にどれほど
貢献するかは未知数です。
■ いずれ研究結果などが世間に
出てくるかもしれませんね。
今日の【まとめ】
■ 電子書籍はレイアウト変更が可能
■ それによって位置情報が使えなくなる
■ イメージとして記憶する人には不都合か