【IT論考β】 記録をしただけで満足していないかに気をつけよ。[#277]

IT

■ 人間の記憶力というのはアテにならないもので
  「これは忘れないだろう」と思っていても
  
  数ヶ月たつとキレイさっぱり忘れている
  なんてことは珍しくありません。
  
  
  プログラムを書くときには、
  「他人」がコードの意味を理解しやすいように
  
  人間向けに「コメント」を記載するのですが
  「他人」というのは「将来の自分」でもあります。
  
  
  数ヶ月後には自分の書いたコードも
  何をしたかったのか一読では理解できないほど
  忘れてしまうものなのです、、。
  
  
■ それだけ忘れっぽいのが人間なので
  記録しておくというのは非常に重要です。
  
  「メモ」が必要なのも人間の記憶力が
  あてにならないからこそです。
  
  
  沢山の意義ある話を聞いてもその大半は
  記憶から抜け落ちてゆきます。
  

  脳のワーキングメモリはあっという間に
  あふれるので

  外界に書きだしておくことが
  必要なのです。
  
  
  ただし、たくさんメモをとったからといって
  それで目的が達成されるわけではありません。

  (ワーキングメモリを解放するという点で
   意味がないわけではないですが)
  
  書きだした内容を咀嚼、活用し、自らの
  血肉になってはじめて本当の意味をなします。
  
  
  よって本質的に重要なのは
  メモの多寡ではなく実際に修得できた量
  ということになるでしょう。
  
  
  たくさんメモをとったからといって
  ひとり悦に入っていてはダメなのです、、。
  
  (自戒を込めて、、)
  
  
■ ではここの歩留まりをどうあげるか?
  というのはまた別の機会に考えます、、汗
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 拙い記憶力を補完するためにメモは重要
 ■ ただし最終的には血肉にすることが前提
 ■ メモの多寡は本質的には重要でない
 

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