■ 年の瀬が近づくと、書店や文具店には
手帳コーナーが特設されています。
雑誌のでも「手帳術」の特集が組まれ
デジタル時代にあっても手帳の根強い
人気がうかがえます。
手帳のデジタル・アナログ論争というのは
かれこれ20年ぐらい続いていますが、
いまだに決着はついていないように
思われます。
創造性という点に関してはアナログのほうが
優れているという意見は多く、
それに応える得るデジタルデバイスは
まだ存在しないので、
いましばらく手帳がなくなることはないでしょう。
■ 手帳にはいくつかの役割がありますが、
その中のスケジュール管理に関しては
ここ数年で変化が起きているかもしれません。
スマートフォンの普及により肌身離さず
デジタル手帳を持ち歩くことが簡単になりました。
また、一人で複数台のIT機器を保有する人も増え
ケースバイケースで利用するデバイスを選ぶことも
可能になりました。
クラウドサービスがマルチデバイスを使いやすく
してくれています。
このあたりを考えるとスケジュールを
デジタルで管理する土壌はかなり整って
きているといえるでしょう。
スケジュールの共有やアラームによる
リマインドなど、デジタルならではの
機能はなかなか魅力的です。
メリット・デメリットを総合的に考慮すると
スケジュール管理はややデジタルが優位か?
という気がしております。
■ もし手帳選びになやんでいるのであれば
デジタルを試してみるのもよいかも
しれませんね。
今日の【まとめ】
■ デジタル時代でもアナログな手帳は根強い人気
■ スマホとクラウドサービスの普及でデジタルでの
スケジュール管理は利便性が向上中
■ 悩んでいる方は一度デジタルを試してみては?
【IT論考β】 スケジュール管理はデジタルの方がやや優性か?[#280]
