■ PC向けのWebブラウザのいくつかには
タブを固定(ピン止め)する機能があります。
(具体的にはFirefoxやChrome、Safariなど)
よく閲覧するサイトを固定しておけば
一番左にタブが小さく常に表示出来る
ようになります。
メールやSNS、ニュースサイトなどを
固定しておき新着のチェックを簡単にするのが
主な使い方になるでしょうか。
最近はWebブラウザを使ったサービスが
多いですから、日常的に使うサイトへの
アクセスが簡単になるのはよいことです。
■ とはいえ、アクセスが容易になるというのは
全体として効率があがるかは不確かです。
Webブラウザでは有用な仕事もできる一方、
しょーもないゴシップ記事を読んだり
だらだらと動画鑑賞もできてしまいます、、。
ブラウザで画面を開けば、
そこに「リンク」がないことなど
まずありません。
となると、開いた画面にあったリンクから
うっかり別のことをはじめてしまう、、
なんてことはあり得る話です。
タブを固定しておくと当然
そのリスク(?)にはさらされやすくなります。
メールをチェックしたら
そこにニュースサイトのリンクがあったり、
SNSに興味を引く記事の
リンクがシェアされていたり
というのは日常茶飯事なので
まさに危険(?)の宝庫です。
■ よく使うサイトに簡単にアクセス
出来るところまではよいのですが、
そこから先で思わぬ形で時間を
使ってしまわぬように注意が
必要ですね。
もしかすると、あえて一手間かけて
毎回サイトを開く方が総合的には
よいのかもしれません。
ホントに常時開いておくべきサイト
なんてたいていの場合ないのですから、、。
今日の【まとめ】
■ 最近のPC向けWebブラウザにはタブ固定機能が
■ 閲覧頻度の高いサイトへのアクセスを簡単にするメリット
■ ただし誘惑に負けるとむしろ作業効率を落とすことも、、
【IT論考β】 よく使うタブを固定してまうことの罠。[#309]
