【IT論考β】 能ある鷹はときに爪を巧みに使う?[#282]

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■ 日本では「能ある鷹は爪を隠す」という
  ことわざがあるように、
  
  優れた能力を持っていても普段は
  それをひけらかさないのが美徳なようです。
  
  
  とはいうものの、隠しっぱなしでは
  能力があるのかないのかわかりません。
  
  いざという時には爪を巧みに使って
  狩りをするから、鷹たり得るわけです。
  
  
  人間には透視能力はないので、
  現実に起きた出来事からしか判断は
  行えません。
  
  したがって、行動を起こさない限り
  他者に自らの能力が伝わることは
  ありません。
  
  
  ただし、もちろん行動の結果いかんでは
  それが相手にマイナスの印象を与えることも
  ないわけではありません。
  
  
■ とすると、ここで選択肢が生まれます。
  
  成果を狙って積極的に行動を起こすか
  失敗を恐れて何もしないかという
  二択です。
  
  
  前者はそれなりにはリスクはありますが
  (色々な意味での)リターンも見込めます。
  
  後者はノーリスクかもしれませんが、
  ノーリターンです。
  (もしかすると、存在すら忘れられて
   しまうかも…)
   
   
  ところで、成果というのは目に見える
  客観的なものかもしれませんが、
  
  それに対する第三者の評価というのは
  多分に主観的なものです。
  
  
  同じ成果を目の当たりにしても
  「よくやってるな」
  と思う人もいれば、
  「この程度か…」
  と思う人もいるということ。
  
  ただ、それはこちら側では制御不能な
  世界です。
  
  こちら側としては不出来と思っても
  第三者からは大いに感謝されることも
  ままあるようです。
  (その逆も然りですが)
  
  
  となると、とるべき選択肢がどちらかで
  あるかは自ずと明らかなように思われます。
  
  
■ まぁ、可もなく不可もない無難な人生を
  過ごすのがよいというのであれば
  また別ですが…。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 行動しなければリスクはないがリターンもない
 ■ 成果を第三者がどう評価するかは制御圏外
 ■ 自分の思っている価値と他人が感じる価値は
   案外違うかも

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