■ 電話という機能単体で考えると、
スマートフォンよりもガラケーの方が使いやすいと感じる人は
多いようです。
それもそのはず、スマートフォンが電話もできる汎用的な
デバイス(コンピュータ)だとすれば、
ガラケーは電話に特化した単機能デバイスです。
(実際には結構多機能ですが、スマホに比べてという点で)
汎用性を高めるほど、ある意味では余計な機能がついてくるので
特定機能に絞ったときの使い勝手は下がることは致し方ありません。
多少利便性が下がってでも単一デバイスで事を済ませるか、
利便性をとるためにあえて単機能デバイスを持つかは
ケースバイケースでしょう。
■ ひとつの考え方として、利用頻度を考慮して持つデバイスを
考えるという方法があります。
一日に数十回と電話するのであれば、
ガラケーを持っていた方が生産性は向上するでしょう。
日常的にインタビューを行う仕事ならば、
スマホのアプリではなく、ICレコーダーを持つ方が便利です。
Kindleにしても、アプリで済ませるかKindle端末を持つかは
その利用頻度(利用時間)で判断が変わってくるでしょう。
したがって、どのデバイスを単機能デバイスとして持つかに
正解はありません。
最適な使い方はその人のライフスタイルやビジネススタイルに
よって変わってくるからです。
とはいえ、デバイスの数が増えればそれだけ管理が煩雑に
なることは間違いないわけで、
利用頻度がすくない単機能デバイスを保有することは
むしろ利便性を悪化させます。
■ つまるところ、このあたりのバランスを見極めるのが
キモということになりそうです。
今回は、月並みな着地点となりました笑
今日の【まとめ】
■ スマホのような汎用デバイスは場合によっては使いにくい
■ 単機能デバイスは特定用途に特化している分だけ使いやすい
■ デバイスの数と利便性がうまくバランスするように検討を
【IT論考β】 汎用デバイスと単機能デバイスを効率よく使い分けよ。[#193]
