【IT論考β】 給与計算もクラウドサービスの時代。[#52]

IT

■ ニュースサイトを巡回していたところ、
  こんな記事が。
  
  【マネーフォワードが「MFクラウド給与」
      無料ベータ版、制度変更に自動対応】
   http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/033101138/  
  
  
  資産管理ソフトや会計ソフトをクラウド型で
  提供しているマネーフォワードが、
  
  給与計算にも参入する模様。
  
  
  この分野では、
  企業向けの会計ソフトをクラウド型で提供している
  「freee」も同等のソフトを提供しています。
  
  
■ いまのところ、この二つが有力ですが
  freeeのほうがやや先を行っているかもしれません。
 
  
  とはいえ、クラウドサービスは日進月歩なので
  今後どのような展開になるかはわかりませんが。
  
  
■ いずれにしても、これらのサービスが
  パソコンにインストールするクライアント型ソフトの
  代替となり得ることは間違いありません。
  
  クライアントOS(パソコン)の種類に依存した
  ソフトウェアはどうしてもメンテナンスにコストが
  かかります。(SEの体感として)
  
  
  一方で、クラウドサービスの場合は
  基本的にブラウザで提供されるので、
  クライアントOSには依存しなくなります。
  
  まして、いまはデバイス自体が多様化しているので、
  必ずしもパソコンで作業をするとは限りません。
  
  となると、核となる部分がクラウド側にある方が
  何かと好都合といえるでしょう。
  
  
■ 企業向けのソフトウェアは、

  スクラッチ開発するだけの投資力がある大企業
  
  以外は、どんどんクラウドサービスに流れていく
  可能性は非常に高いと筆者は見ています。
  
  
  コンピュータの力によってレバレッジが効く分野は
  確実に存在するので、
  
  そのような分野にうまくクラウドサービスを
  導入した企業が大きな成果を上げることになるやも
  しれません。
  
  
  そして、それが出来るのはフットワークの軽い
  企業・個人です。
  
  知的プロフェッショナルな方々は、
  アーリーアダプタとしてこの流れに
  さっさと乗ってしまうのが得策かもしれませんね。
  
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 企業向けソフトもクラウド型が伸びている現状
 ■ 大企業を除いてはスクラッチ開発はしなくなる可能性も
 ■ 知的プロフェッショナルはこの流れにのるべし

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