2015-01

ほぼエッセイ

「決める」ことを決める。

何事かをなしたいなぁと感じながらも何もできずに終わっている人は多いのではないでしょうか。残念ながら願望だけで物事が成就するほど、この世は都合良くはできていないのです。重大な決断の前には十分な検討の時間をもつ必要がある、というのは一理あります...
人生

思い出せなくなるような日々を送っていますか?

子どもの頃の一年と大人になってからの一年は長さが違うように感じている人は多いのではないでしょうか。多くの人が大人になると時が過ぎるのが早いと感じるようです。しかし、皆が皆そうだというわけでもなさそうです。 大人になってからの方が時間の経過を...
思考

オタクに勝つ自信がありますか?

20年後には多くの職業がなくなり、新しい職業が多数生まれていると言われてみます。おそらくそれらの多くは知識労働であり、多種多様なものになることでしょう。こういった職業の特徴は、生産性と労働時間が直接には結びつかないところです。肉体労働は単位...
思考

知識労働者に与えられている特権。抽象の世界を高速移動する。

いくら機械化が進んだところで、人間の行いすべてを機械が代替できるとは思えないので、肉体労働はなくならないでしょう。そういった仕事は世の中に必要とされているから存在するのであって、肉体労働者も世の中に貴重な価値を提供していることは間違いありま...
思考

実質的思考空間の拡張は日本語の語彙力から。

思考というのは奥深いものですが、それが展開される脳内メモリは揮発性なので、手を打たなければ川の如く流れていってしまいます。とどめておくには記憶なり記録なりをする必要がありますが、どちらにせよ言語化が必要です。思考空間自体は広大であることは想...
ほぼエッセイ

開いていく人生と閉じていく人生。

人生というのは山あり谷ありとはいいますが、大別すると二種類に分けられるような気がします。「開いていく人生」と「閉じていく人生」のふたつです。選択肢の数が増えていくのか減っていくのかと言ってもよいでしょう。どうやら多くの人は年齢と共に身動きが...
人生

悩んでいる間も貴重なリソースが消費されている。

生きていれば悩みというのはつきものです。そういえば、数年前に「悩む力 」という本がベストセラーになりましたが、それだけ現代は悩み多き時代なのでしょう。一口に悩みといってもその内容は様々です。人間関係だったりキャリアだったり、お金のことだった...
思考

最も貴重な自己リソースの「主権者」になれるか?

世の中には「時間管理セミナー」とか「時間管理術」といった時間を管理にまつわる様々なコンテンツがあります。それだけ時間管理をうまくやりたいというニーズがあるということでしょう。手帳術が定期的に流行るのも同じような理由なのでしょう。しかし、一方...
思考

可処分時間の中で「フロー状態時間」をいかに増やせるか。

社会人の決まり文句に「時間が足りない」がありますが、では1日が30時間になったら解決するのでしょうか。パーキンソンの法則が発動すれば結局時間は足りなくなることは目に見えていますが、知識労働者の世界では問題はそれだけではありません。知識労働者...
ほぼエッセイ

仕事においても「何をやめるか」から考える。

IT業界は労働環境の過酷さから「業界全体がブラック」と言われたりもしますが、最近は労働環境が改善されつつあるとか。そうでもしないと業界に人が寄りつかなくなるからとか。SEは知識労働のようにみえて内実はある種の肉体労働です。ゆえに現状の働き方...