思考

ほぼエッセイ

Google先生やWikipedia先生がいても情報を暗記するべき理由。

Google先生やWikipedia先生が何でも教えてくれる昨今において、知識を暗記しておく必要性は相対的に薄れているような風潮を感じます。しかし、実際はむしろ暗記しておくことが重要なのではないかと逆説的なことを考えてみます。単語の意味や細...
思考

学びたければ教わる側より教える側にまわろう。

社内の同期向けに勉強会を行おうと準備をしているところなのですが、教える側にもかかわらず今さら色々と勉強しています…。基本的には自分がすでに持っている知識をシェアするだけの勉強会なのですが、レジュメでも作ろうかと思うと案外大変なことに気づかさ...
ほぼエッセイ

最初の一回が面倒なゆえに挫折して、何度も面倒になる。

「貯蓄から投資へ」なんて政府が言いだしたのはだいぶ前だと思うのですが、実際には貯蓄派が大多数のようです。日本証券業協会の発表する「全国証券会社主要勘定及び顧客口座数等」によると、2014年3月の顧客口座数(個人)は約2150万口座です。5人...
思考

知識労働者として生きていくのも結構大変。

20世紀までは、労働力を切り売りして生活の糧を得るのが資本主義における労働者の姿だったはずです。それが近年では少し変容して、単なる(肉体的)労働力の提供から、知識を提供するという知識労働者が生まれています。知識労働者の定義等々は今回は棚上げ...
ほぼエッセイ

習慣の力が強いのは時間を味方につけることができるから。

習慣が大事とはよく言ったもので、誰もが習慣の重要性を知りながら、さりとて「三日坊主」という言葉があるように、実行するのは難しいわけです。なぜ習慣に価値があるのかを自分なりに分析してみると、習慣は時間を味方につることで大きな成果を育むことが出...
ほぼエッセイ

コミュニケーション能力に内包される能力

「大事なのはコミュニケーション能力」と言われ続けて何年がたつでしょうか。確かにコミュニケーション能力は生きていくためには必要不可欠ですが、かけ声ばかりが目につきます。コミュニケーション能力とは何を指すのか定義が曖昧で、具体的になにが出来れば...
ほぼエッセイ

内面的世界のコントロールこそ重要。

ここ二週間で何人かの方からお話を聞く機会がありました。それぞれテーマだったり立場は違ったので話のコンテンツとしては共通点はないのですが、どう生きるかという点では同じ帰結を見いだすことが出来たのです。ひとつは適切な自信を持っていることが重要だ...
ほぼエッセイ

情報に対価を払うことでバイアスを買う。

前回は、「ネット上では情報の次数に気をつけよ。」ということで、ネット上の情報について次数の観点から考えてみました。今回は、ポジショントークを切り口に考えます。前回のエントリ内の単語で言うとバイアスです。人間が何かを発信する以上、それは多かれ...
IT

ネット上では情報の次数に気をつけよ。

インターネットの普及によって様々な情報が手軽にかつ「無料」で手に入るようになりました。Google先生とWikipedia先生はほとんどなんでも答えてくれますし、新聞社や通信社によるニュースもかなりの部分は無料です。果ては大学の講義すら無料...
ほぼエッセイ

努力が正比例で報われるとは限らないわけで。

経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているというパレートの法則という説があります。現代ではそれが転じて「80:20」の法則として知られています。例えば、商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み...