思考

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それはいつか来た道。Amazon V.S. 家電量販店

Amazonの日本国内での売り上げは2012年に7000億円にのぼったそうです。日本の小売市場の規模は100兆円を超えるようですからまだ1%にも満たないですが、Amazonの存在感はずいぶんと増してきました。最近では電化製品の価格が大手量販...
思考

Google先生がいればもう記憶する必要はないのか?

ひと頃のゆとり教育からの揺り戻しから学校教育については相応には詰め込む方向に回帰していますが、社会人についてはどうか。コンピュータが登場する以前、多くの知識をもつことはすなわち多くのことを暗記することを意味しました。ところが、覚えることの得...
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立場が上だと錯覚して訳知り顔するのは恥ずかしい。

ぼちぼち学生さんの就職活動が本格的に動き出す時期となりました。それは企業側からすると採用活動が本格化するという意味でもあります。新聞や雑誌などでもそういった話題が増えてきます。採用する側の人間が学生時代を経験しているのに対して、採用される側...
思考

アナログな世界でのセレンディピティを求めて。

前回(情報化が進んでもface to faceの会議はなくならない)に関連したお話。オンラインで遠隔地を結んで会議が出来るようになったとはいえ、face to faceでの会議はなくならないだろうというのが筆者の予測です。生身の人間同士が会...
IT

IT革命とは情報伝達の簡単化。

グローバル化とIT化というのは昨今の世界を語るにおいて切り離しがたいキーワードとなりつつあります。今回はIT化ということに関するお話です。IT化というのは非常に曖昧な単語です。2000年頃にはIT革命という単語が生まれましたがはたして何が革...
思考

二極化した労働市場の更に先。

昨年末より円安株高と金融市場の方は賑わいが戻りつつあるようですが、労働市場はというと統計数値待ちというのはあるでしょうが上昇基調になったかは不明な様子。ニュースを見ていても、大企業が度重なるリストラを実施している一方で、業界によっては人手が...
思考

天王山を見極める力が必要。

雨の日は地面がぬれるので滑りやすくなるのは周知の事実。鉄道では雨が降ると車輪が空転することが多々あります。モーター音が甲高くなるので、普通の人でも気をつけていれば分かります。さて、頑張っているのに成果が出ない人のことを「空回りしている」など...
思考

鉄道に見る行き詰まったときの対応法。

スケジュールというものを考えるときに、世界一緻密で正確だと称される鉄道ダイヤを考えてみるのも一興かもしれません。鉄道の遅れに対して最初に発動されるのが「回復運転」です。ダイヤには余裕時分があり、常に制限速度いっぱいで走っているわけではないの...
ほぼエッセイ

極論をアナロジーで適用する 〜喪失からの再起〜

多少は前回をふまえつつ。誰しも喪失体験というのはあるもの。仮にいままでそんな体験がなかったとしても、最後には必ず体験することになる、自らの命の喪失という形によって。さて、そんな死に対する人間の反応として有名なものに、エリザベス・キューブラー...
ほぼエッセイ

人間にダメージを「与える」には「奪え」ばいい。

久しぶりの更新です。人間(の主に精神)にダメージを与える要素は数多ありますが、さてその中で最も強力な物はなんなのかな、などと思案してみたのです。たぶん、それは喪失感なのではないかと。そして、そこに精神力を投下した物ほど喪失したときのダメージ...