【IT論考β】 東名阪を股にかけるならEX-ICぐらいは持ってないと。[#69]

IT

■ ITの力によって行列に並ぶことを回避する、
  というお話(具体編)の続きです。
  
  今回はみどりの窓口に並ばない
  (自動券売機にも並ばない)
  
  バージョンでお送りします。
  
  
■ さて、国鉄がJRになったとき、分割民営化されたため
  同じJRでも各社各様のサービス展開となっています。
  
  サービスの多様性はいいのですが、
  根本的な「予約・乗車」という部分に関しては
  統一してもらいたいところです。
  
  
  とはいえ、残念ながら、いまのところ
  バラバラなのでなかなか悩ましいのですが、
  
  まずは東名阪をカバーするところから
  はじめるのも一案です。
  
  
■ 東海道・山陽新幹線に関してはJR東海とJR西日本により

   EX-IC(EXPRESS予約)
  
  というサービスが提供されています。
  
  JR東海のEXPRESS CARD
  JR西日本のJ-WEST CARD
  (どちらも年会費1,000円)
  
  のいずれかを持つ必要があるあたりは若干不便ですが、
  ここは割り切ってどちらかを持ちましょう笑
  
   モバイルSuicaを使う手もあるのですが、
   今回は割愛します。
   (ご興味があれば別途お問い合わせください笑)
   
  
  年会費として1,000円かかるので若干躊躇するやも
  しれませんが、東京〜名古屋/大阪で一往復すればモトは
  とれるのでご安心ください。
  
  
■ このサービスに申し込むと、クレジットカード契約とともに
  ICカードが送付されます。
  (これがSuicaやTOICAやICOCAと兼用じゃないのが
   残念なところですが…)
   
  また、Webで予約を行うためのID/パスワードが付与
  されます。
  
  これにより、新幹線の発車6分前までWebで予約が
  可能になります。変更も自由であり、シートマップから
  自分の好きな席を選ぶこともできます。
  
  
  携帯・スマホサイトは直近の新幹線がすぐに選べるなど
  かなりビジネス仕様になっている印象です。
  
  予約が済んだら、みどりの窓口も券売機にも寄らずに、
  自動改札機にICカードをタッチすればOKです。

  (改札機から利用票なる紙が出てきますが、
   車内検札で使うだけで切符としての効力はありません。)

  降りた駅でも自動改札機にICカードをタッチすれば
  それで完了です。
  
  
  運賃に関しても通常の切符よりも優遇されており、
  東京〜大阪でのぞみの指定席に乗るなら1,000円程度
  安く乗ることができます。
  
  よって、年会費分のモトはこれでとれます。
  あとは利便性を甘受すればよいのです。
  

■ 最初の手続きはちょっと面倒ですが、
  
  新幹線に年に数回乗る人ならば
  ぜひとも持っておきたいところです。
   

  なお、最近は「プラスEX」という既存のクレカに
  EX-ICに近いサービスを付加したものも登場しましたが、

  東海道区間しか対応していないのと、割引率が悪いので
  素直にEX-ICを契約した方がいいでしょう。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ JRは分割民営化された影響でサービスは各社各様
 ■ 東名阪の移動が多いならEX-ICは必須サービス
 ■ 料金も安くなり大幅な時間短縮(利便性向上)が見込める

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