■ 日々流れてくる情報は、
・長期的に保管が必要なもの
・そのときだけ必要なもの
・そもそも必要がないもの
など色々あります。
このうち、長期的に保管が必要なものを
どのように取り扱うかは
情報量の多い現代を生きるにあたっては
悩ましい問題です。
■ アナログ情報=紙媒体が主流だった頃は
「スクラップブック」
なるものが存在しました。
(いまでもありますが、、)
新聞や雑誌の記事から、
保管しておきたいものを切り抜き
専用のノートに貼っていくという
使い方です。
情報がスクラップブックに集約されるので
あとから過去を遡りたいときに便利でしょう。
■ Webで後々役に立ちそうな情報を見つけたとき、
お気に入り(ブックマーク)に保存
する方は多いのではないでしょうか。
お気に入りへの追加は非常に簡単に行えますし
多くの場合は有効に機能するのですが、
Web上の情報が永遠だとは限らないことに
注意が必要です。
お気に入りで保存されるのは、そのページのURLで
あり、情報そのものは含まれません。
したがって、何らかの理由でURLが変更されたり
そもそもWebサイトが閉鎖されたりすると
永遠にその情報を失うことになります。
Webの移り変わりは激しいですから、
長期的に保管が必要な情報ならば別な手段を
検討する必要があるでしょう。
単純にファイルとして保存するという手も
ありますが、手間もかかりますし、
見返すときも便利ではありません、、。
■ ここはクラウドサービスを活用したいところです。
Evernoteは「Web上のノート」的な存在を
果たしてくれます。
よって、スクラップブックのような使い方
にも対応しています。
主要なブラウザに対してはEvernoteの
プラグイン(拡張)が提供されているので
これをインストールしておきましょう。
https://evernote.com/intl/jp/webclipper/
へ所望のブラウザでアクセスすれば、
そのブラウザ向けのプラグインが入手できます。
上記のWebクリッパープラグインを導入すると
ブラウザ上にボタンが配置され、
保存したいページを開いてボタンを押すだけで
Evernoteに保存が可能になります。
非常に便利なのでぜひとも導入したいところです。
あとから見返すときに
検索機能が使えるのはITを使っている利点でしょう。
■ デジタルにはデジタルにあわせたスクラップブックを
用意しておくのが肝要ですね。
今日の【まとめ】
■ Webサイトは移り変わるのでお気に入りは永遠ではない
■ Webクリッパーを使えば簡単にEvernoteに保存可能
■ デジタル時代にあわせたスクラップブックの導入を