【IT論考β】Web閲覧時のスクラップブックとしてEvernoteを。[#240]

IT

■ 日々流れてくる情報は、
  
   ・長期的に保管が必要なもの
   ・そのときだけ必要なもの
   ・そもそも必要がないもの

  など色々あります。

  このうち、長期的に保管が必要なものを
  どのように取り扱うかは

  情報量の多い現代を生きるにあたっては
  悩ましい問題です。

■ アナログ情報=紙媒体が主流だった頃は

  「スクラップブック」

  なるものが存在しました。
  (いまでもありますが、、)

  新聞や雑誌の記事から、
  保管しておきたいものを切り抜き

  専用のノートに貼っていくという
  使い方です。

  情報がスクラップブックに集約されるので
  あとから過去を遡りたいときに便利でしょう。

■ Webで後々役に立ちそうな情報を見つけたとき、

   お気に入り(ブックマーク)に保存

  する方は多いのではないでしょうか。

  お気に入りへの追加は非常に簡単に行えますし
  多くの場合は有効に機能するのですが、

  Web上の情報が永遠だとは限らないことに
  注意が必要です。

  お気に入りで保存されるのは、そのページのURLで
  あり、情報そのものは含まれません。

  したがって、何らかの理由でURLが変更されたり
  そもそもWebサイトが閉鎖されたりすると

  永遠にその情報を失うことになります。

  Webの移り変わりは激しいですから、
  長期的に保管が必要な情報ならば別な手段を
  検討する必要があるでしょう。

  単純にファイルとして保存するという手も
  ありますが、手間もかかりますし、
  見返すときも便利ではありません、、。

■ ここはクラウドサービスを活用したいところです。

  Evernoteは「Web上のノート」的な存在を
  果たしてくれます。

  よって、スクラップブックのような使い方
  にも対応しています。

  主要なブラウザに対してはEvernoteの
  プラグイン(拡張)が提供されているので
  これをインストールしておきましょう。

  https://evernote.com/intl/jp/webclipper/

  へ所望のブラウザでアクセスすれば、
  そのブラウザ向けのプラグインが入手できます。

  上記のWebクリッパープラグインを導入すると
  ブラウザ上にボタンが配置され、

  保存したいページを開いてボタンを押すだけで
  Evernoteに保存が可能になります。

  非常に便利なのでぜひとも導入したいところです。

  あとから見返すときに
  検索機能が使えるのはITを使っている利点でしょう。

■ デジタルにはデジタルにあわせたスクラップブックを
  用意しておくのが肝要ですね。

 今日の【まとめ】
 ■ Webサイトは移り変わるのでお気に入りは永遠ではない
 ■ Webクリッパーを使えば簡単にEvernoteに保存可能
 ■ デジタル時代にあわせたスクラップブックの導入を

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