■ 「見た目ではなく中身が重要」と言われる
一方で、現実には見た目で判断することも
それなりにあるように思われます。
理想論はともかくとして、
現実には本質的な部分以外が判断に
影響を与える可能性は高いということ。
これは、メディアとコンテンツの関係にも
同様のことがいえます。
コンテンツ(=中身)の価値というのは
それ単体で価値が決まるような気もしますが、
実際にはそれが伝達される媒体(メディア)
によって左右されるのが現実でしょう。
日経新聞で読んだことと、夕刊紙で読んだこと、
2ちゃんねるのまとめサイトで読んだことを
同じ価値と捉える人はまずいないでしょう。
どのメディアをどの程度信頼するかは
人によりけりとは思いますが、
その人なりにメディアの信頼性に
優劣をつけてコンテンツを受け取って
いることはほぼ確実でしょう。
■ この事実は情報を発信する側にとっても
大きな意味を持ちます。
もし、自分が「質の悪いメディア」と
位置付けられてしまえば
いくら良質なコンテンツを提供しても
それを額面通りには受け取ってもらえません。
これは、より大局的に考えれば、
コミュニケーション全般に当てはまるとも
考えられます。
信頼感の有無によって同じ内容を伝えても
その伝達具合は変わることでしょう。
あるいは、それが受け入れられる確率が
変化するといってもよいかもしれません。
■ いずれにしても、「信頼されるメディア」
にならないことには、
せっかくのコンテンツもその価値が
減退してしまいます。
知的プロフェッショナルは信頼される
メディアと認知されないとだめですね、、。
今日の【まとめ】
■ 信頼されるか否かでコンテンツの価値が変わってしまう
■ 広義にはコミュニケーション全般においてあてはまる
■ 知的プロフェッショナルは信頼されるメディアになるべし