■ 最近はUSBメモリやSDカード(micro SDカード)などの
大容量化が進み、大量データを簡単に持ち運べるように
なりました。
それはそれで便利なのですが、
媒体があまりに小型すぎるので紛失リスクが怖いところ。
顧客情報や個人情報、機密情報が入ったモノを
紛失・盗難されたらシャレになりません。
データを暗号化するというのは
ひとつ取り得る対策ではありますが、
抜本的にはできる限り持ち歩かないように
したいところです。
■ 現状、Dropboxをはじめとするクラウドストレージを
法人利用することへのアレルギー反応は
国内の大企業では根強い模様…。
とはいえ、自前で同じような仕組みを持つのは
あまりにコストがかかります。
中期的にはごく一部の大企業を除いては
クラウドストレージを利用する方向に行くだろうと
筆者はみています。
となると、データはクラウドストレージに
保存するというのがスタンダードになります。
ネット環境があればデータにはいつでもアクセス
できますから、
データを持ち運ぶ必要はほとんどなくなるはずです。
したがって、USBメモリやSDカードの出番は
限られてくることでしょう。
■ すべてのモノがネットとつながるIoT時代には
USBメモリやSDカードは過去のモノになっているかも
しれませんね。
今日の【まとめ】
■ USBメモリやSDカードは小型・大容量だが紛失リスクが怖い
■ データの暗号化も策だが、抜本的にはデータの持ち歩きをなくすべし
■ 今後も伸びるだろうクラウドストレージの活用が得策か?
【IT論考β】 USBメモリを紛失して焦らぬように…。[#208]
