■ 国内の携帯電話における人口カバー率は
ほぼ100%であり、
速度はともかくとして、通信が
行えない場所は極めて少なくなって
います。
もはや地域による情報格差など
ほとんどないように思えなくも
ありません。
事実、10年ほど前に
「フラット化する世界」
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でそのようなことが指摘されています。
■ ただ現実はどうかというと
いまでも東京への人口流入は
進んでいます。
製造業では東海や関西を拠点
としている企業も複数ありますが、
IT系の企業はもっぱら東京に
集積しています。
(そもそも大規模な日系IT企業は
存在しないという理由もありますが)
ITによって物理的距離を克服
しやすくなったにも関わらず
それを扱う企業は物理的距離を
嫌うかのようです。
アメリカにおいても多くのIT企業が
シリコンバレーに拠点を置いています。
やはり、Face to Face での
コミュニケーションが創造性には
必要なのでしょう。
■ 単純労働は人件費の低い国に
移行する一方で、
知的プロフェッショナルの
一極集中は続くのかもしれません。
今日の【まとめ】
■ ITによって物理的距離は克服しやすくなった
■ 現実には東京への一極集中は継続中
■ 創造性を高めるにはFace to Faceが重要か