■ 移動時間に本を読んだり、仕事をしたりするのは
時間を有効活用する常套手段です。
ただ、移動時間のすべてがそういった活動に
あてられるかというとそうではありません。
鉄道であれば電車の待ち時間や乗換がありますし、
飛行機なら各種の手続きや移動があります。
座席に座っているときは色々と活動できますが、
そうもいかない時間が生じるというわけです。
究極的な解決策は「極力移動しない」ことであり、
移動する場合も「ハイヤーでドアtoドア」でしょう。
しかし、多くの人にとっては難しい選択肢です。
■ 一定程度のオーバーヘッドが生じるのは仕方ない
という観点にたつと、
移動時間の中にあるすき間時間をどう活用するかが
次なる工夫のしどころです。
ここで注目したいのは、
そういったすき間時間でも耳は空いていることが
多いという点です。
歩いている最中に本を読むのはかなり難しいですが、
(周囲の音が聞こえる範囲で)イヤホンをして
歩くことは可能です。
事実、都会をあるけば多くの人がイヤホンをして
歩いています。
おそらくは、音楽を聴いている人が大半
なのでしょうが、ここは生産性向上に役立つ
コンテンツを耳から投入したいところです。
具体的には、「オーディオブック」や「Podcast」
になりますが、「動画」も音声だけで内容が理解
出来る場合には選択肢になるでしょう。
無料のものから有料のものまでいろいろあるので
目的に合わせて選択したいところです。
■ ITと耳を効果的に使うことでインプットの
効率化をはかってはいかがでしょうか?
今日の【まとめ】
■ 移動時間の中にもすき間時間ができてしまう
■ 耳だけはほぼ常に利用することが出来る
■ オーディオブックやPodcastを活用せよ
【IT論考β】 移動時間のすき間をどう埋めていくか?[#218]
