【IT論考β】 摩擦が多いほど無駄なエネルギーを消費する。[#288]

IT

■ 物体と物体が接触するとその接触面に
  摩擦力なる力が働きます。
  
  
  摩擦自体は単なる現象であって
  それが人間にとって好都合なのか
  そうでなないかはケースバイケースです。
  
  
  摩擦が少なすぎれば、そこら中が
  ツルツル滑ることになるので
  まともに歩くことすらできず不都合です。
  
  ブレーキなどは摩擦力を活用
  していることも多いので、
  摩擦があるのはむしろよいことです。
  
  
■ 上記はは物理学上のお話ですが、
  摩擦という単語は社会の中で発生する
  軋轢などの表現にも使われます。
  
  ただ、この場合は専らネガティブな
  意味で「摩擦」という単語が用いられる
  ようです。
  
  
  摩擦が発生するという事は
  そこに何らかの力(≒エネルギー)が
  働いているということ。
  
  つまり摩擦が役に立つのであれば
  そのエネルギーは有用ですが、
  
  摩擦が無用の局面においては
  エネルギーがむだに消費された
  ということになります。
  
  
  人間社会で起きる摩擦は
  基本的に不都合なものです。
  
  ということは、摩擦が起きれば
  起きるほど、何らかのエネルギーが
  無駄に消費されることになります。
  
  
  具体的には誤解を解消したり
  諍いを仲裁したりするための
  
  時間やお金、精神力がそれに
  あたります。
  
  
  本来の目的は摩擦を発生させている
  両者ともに別にあるでしょうから、
  
  そこで消費されているエネルギーは
  単なるロス以外のなにものでも
  ありません。
  

■ どうやら人間社会においては
  いかに摩擦レスな関係性を築くかが
  重要という事になりそうです。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 物理的な摩擦が良いか悪いかはケースバイケース
 ■ 人間社会で起きる摩擦はマイナスでしかない
 ■ 社会ではいかに摩擦レスにするかがポイントとなる

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