■ ちょっと、本日は閑話休題で
CPUとHDD/SSD(フラッシュ)、メモリの解説です。
パソコン選びの若干の参考になれば。
■ 今はどんなパソコンを買っても性能で
困ることは少ないですが、
以前はパソコンの性能を決める要素は次の三つでした。
それは、
・CPU
・HDD
・メモリ
です。
■ CPUは人間の頭脳に相当します。
性能に直結するのが周波数(○GHz)です。
簡単にいうと一秒間に何回計算できるかを
表しています。
つまり数字が大きい方がよいことになります。
昔だったならば…。
いまはコアとよばれる脳みそ相当を複数持っていたり、
計算の行い方を工夫したりしているので、
単純に周波数だけでは性能がわからないのです、、。
使い方によってもちょっと変わってくる部分があり
一概にどれがいいとは言えないのです。
ただ、どのCPUも十分に性能がよくなっているので、
基本的にCPUの性能を気にして買う必要はないです。
(動画編集など特殊用途を除きます)
■ HDDは書庫のような存在です。
データを本に見立てれば、本を収納しておくのが書庫であり、
書庫が広ければ広いほど沢山の本を収納できます。
書庫の広さがHDDの容量に相当します。
最近は、SSDとよばれるものもありますが、
これは書庫というよりは本棚くらいのイメージです。
書庫は部屋(倉庫)ですが、本棚は作業場にもおけるので
本(=データ)は取り出しやくなります。
つまり速度は速くなるのです。
その変わり、書庫に比べれば収納できる本の数は少なく
なりますし、同じ数の本を収納すると書庫よりもお値段が
高くなります。
HDD ⇒ 安いけど遅い
SSD ⇒ 速いけど高い
となります。
フラッシュメモリとよばれるものも
おおむねSSDと同じと考えてOKです。
ので、スマホやタブレットはフラッシュメモリなので、
SSDと同じくらい速いのです。
パソコンで速さを求める方は絶対に
SSDを搭載しているモデルを選んでください。
■ メモリは、作業机に相当します。
そして、メモリの容量が机の広さになります。
机の上に沢山の資料を広げた方が仕事が
捗るように、メモリ容量は大きい方が
パソコンもさくさく動きます。
作業机は作業が終わったら片付けるように、
メモリはアプリケーション/OSが終了すると
データが消えます。
したがって、保存先は書庫や本棚たるHDD/SDD
ということになります。
パソコンの場合は、メモリ容量は選べる場合も
多いので、予算の許す限りで潤沢に積んでください。
作業机が広いに越したことはありませんから。
■ なお、スマホやタブレットではメモリの
容量は実質非公開なことが多いです。
(調べれば分かるが、パッケージには
書いてないなど)
スマホやタブレットで
○GB
という場合は、たいていは書庫や本棚の方を
意味しているので、持っているデータ量で
選択することになります。
今日の【まとめ】
■ CPUとHDD/SSD、メモリが速度を決める
■ CPUは気にしなくてよい
■ パソコンで速さを求めるならSSD、
予算があればメモリも潤沢に