■ 何かを行うにあたって目標を持つ
というのは重要なことです。
人生であれ、仕事であれ、
プライベートであれ、
目標がなければ場当たり的に
流されるがままになってしまいます。
■ ところで、目標をたてる場合には
多くの場合、わかりやすい定量的な
モノが推奨されるようです。
要は実際との乖離が測りやすいように
ということであって、
それさえできれば内容はなんでも
よいのです。
(高尚なモノから世俗的なモノまで)
例えば、
「年収○○円」
なんていうのはその最たる例でしょうし、
身近なところでは
「新しい○○を手に入れる」
なんてのも目標にななりましょう。
■ こういった分かりやすい目標で
気をつけたいのは、
「それを達成することで
どういう『状態』になりたいのか?」
を忘れないようにすることです。
多くの金融資産を持っていることや
欲しいものを手に入れることは
幸福な人生を送るための十分条件
ではありません。
目標は達成したとしても
人間関係が破壊されたり、健康を害したり
自由時間がなくなったりしては
おそらく、本末転倒でしょう。
目標をたてる動機は人それぞれ
ではありましょうが、
詰まるところ、幸福感や自己肯定感、
満足感などが感じられる『状態』を
目指しているのではないでしょうか。
(ごく一部のドSな方を除けば、、)
いわゆる Being ということですね。
■ 最終的な目標はBeingになるものの
わかりやすいのはDoingやHavingな
目標です。
目標を立てる際にはここの接続性が
途切れるぬよう気をつける必要が
ありそうですね。
今日の【まとめ】
■ 目標は定量的なほうが達成水準がわかりやすい
■ しかし真の目標は定性的(Being)である
■ 掲げる目標と真の目標の接続性に注意すべし