スマートフォンの画面の小ささを逆手にとる。

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少し前まではネットと言えばパソコンだったのですが、最近はスマートフォンでしかネットをしないなんて人もいるようです。スマホの画面が小さいという点は、表示できる情報量からいってデメリットにみえますが、案外そうではないかもしれません。

ネット上には日々新しい情報が供給される一方で、電子化された情報は保存にほとんどコストがかからないこともあって、処分されることはありません。いきおい、ネット上にはどんどん情報が氾濫することになります。

正直なところ、ネット上の情報に食傷気味の人もいるのではないでしょうか。ネット上の情報をキュレーションするサービスが流行るのも、背景には情報に溺れつつある人々の存在があるように思われます。

キュレーションサービスというのは各種あるわけですが、情報を絞り込むのがキュレーションなのだとしたら、表示される情報量が少ないというのも一つのキュレーションでしょう。

スマートフォンの画面は小さいがゆえに、アプリやスマホ向けサイトは情報量を落とさざるを得ません。仮に情報量を削らなくとも、画面が小さいスマホでは一度に閲覧できる情報が少なくなるので、ユーザが実際に受け取る情報が半自動的に少なくなります。つまり、いずれにせよ画面が小さいことで情報の選別が行われると言うことです。

うまく使えばスマホの小さい画面もメリットとなり得るのかもしれません。

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