■ LINEをはじめとするテキストメッセージが
急速に普及しました。
プライベートにおけるE-mailの存在感は
日に日に下がっているようにも思われます。
テキストメッセージの持つ気軽さと
チャット的なリアルタイム性の高さは
確かに魅力です。
スマホの各種機能と連携する付加機能
もあるので使わない手はありません。
■ とはいえ、すべてがテキストメッセージで
よいかというとそれはまた別のお話です。
テキストメッセージは1:1あるはN人の
グループ毎に時系列にやりとりが並びます。
したがって、コミュニケーションを
行っている最中は便利なのですが、
あとから見返そうとすると不便なことも
多々あります。
E-mailであればフォルダ分けやタグ付け
などで分類できますが、
テキストメッセージにそれに類する機能は
ありません。
また、検索機能もE-mailに比べると
貧弱なケースが多いです。
(検索の王者GoogleのGmailと
比べるのは酷ですかね…)
■ したがって、なにかしらの告知や記録など
後々それを見返したくなる情報は
E-mailで残っていた方が扱いやすいかも
しれません。
Gmailをはじめとする昨今のメールサービスが
メールを長期保存する(ためる)ことを
前提としているのに対して、
テキストメッセージは基本的には時間とともに
流れていく前提な設計に思われます。
■ このあたりも加味しつつ、
コミュニケーションツールを適切に選択する
必要がありそうですね。
今日の【まとめ】
■ テキストメッセージはフォルダ分けやタグ付け不可
■ あとから見返す情報はE-mailのほうが扱いやすい
■ コミュニケーションツールの特性を理解して使い分けを
【IT論考β】 長期保存ならテキストメッセージよりE-mailか?[#239]
