【IT論考β】 長期保存ならテキストメッセージよりE-mailか?[#239]

IT

■ LINEをはじめとするテキストメッセージが
  急速に普及しました。
  
  プライベートにおけるE-mailの存在感は
  日に日に下がっているようにも思われます。
  
  テキストメッセージの持つ気軽さと
  チャット的なリアルタイム性の高さは
  確かに魅力です。
  
  スマホの各種機能と連携する付加機能
  もあるので使わない手はありません。
  
  
■ とはいえ、すべてがテキストメッセージで
  よいかというとそれはまた別のお話です。
  
  
  テキストメッセージは1:1あるはN人の
  グループ毎に時系列にやりとりが並びます。
  
  したがって、コミュニケーションを
  行っている最中は便利なのですが、
  
  あとから見返そうとすると不便なことも
  多々あります。
  
  
  E-mailであればフォルダ分けやタグ付け
  などで分類できますが、
  
  テキストメッセージにそれに類する機能は
  ありません。
  
  
  また、検索機能もE-mailに比べると
  貧弱なケースが多いです。
  
  (検索の王者GoogleのGmailと
   比べるのは酷ですかね…)
   
   
■ したがって、なにかしらの告知や記録など
  後々それを見返したくなる情報は
  
  E-mailで残っていた方が扱いやすいかも
  しれません。
  
  
  Gmailをはじめとする昨今のメールサービスが
  メールを長期保存する(ためる)ことを
  前提としているのに対して、
  
  テキストメッセージは基本的には時間とともに
  流れていく前提な設計に思われます。
  
  
■ このあたりも加味しつつ、
  コミュニケーションツールを適切に選択する
  必要がありそうですね。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ テキストメッセージはフォルダ分けやタグ付け不可
 ■ あとから見返す情報はE-mailのほうが扱いやすい
 ■ コミュニケーションツールの特性を理解して使い分けを

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