■ 年末の風物詩でもある「大掃除」では
普段は掃除しないような場所にも手を
入れます。
一年でたまった汚れを落とすとともに
大量の不要品(=ゴミ)を捨てるチャンス
でもあります。
もはや必要のなくなった書類なども
大量に廃棄するわけですが、
ところでパソコンに保存してある
ファイルは削除したりしているでしょうか?
電子ファイルの保存コストは書類に
比べると格段に低いため
相当な分量が保存されていることが
多いようです。
既存の書類を電子化することで紙を
廃棄するケースもあるくらいですから
電子ファイルの量は増える一方でしょう。
■ 電子ファイルはかさばりませんし、
保存コストもひとつひとつを取ってみれば
極めて微々たるものです。
しかし、塵も積もれば山となるわけで
何年も放置しておくとかなりの数と容量に
達します。
クラウドストレージならば運用の手間も
かかりませんし、検索機能で所望のファイルを
探し出すことは可能です。
したがって、いっそ溜めっぱなしという
選択肢もないわけではありません。
(過去にオススメしたこともありますし)
とはいいつつも、
「月報12月.xls」
「月報12月その2.xls」
「月報12月あ.xls 」
「月報12月最新版.xls」
などという形でファイルが作られている
としたら、さすがにすべては必要ないでしょう。
こんな命名をされたファイル群は
結構あるあるな光景ではないでしょうか?
上記のような状況では検索機能を駆使しても
所望のファイルをヒットさせるのは難しく
なります。
(なんせ、ほとんど内容が同じファイルが
複数あることになるわけなので)
つまり、検索で探せる程度にはファイルは
整理(不要なモノを削除)することが必要
というわけです。
しかし、人間の性なのか目に見えないモノを
整理する気にはなかなかなれないようで…。
気付いたときには手の付けようがない状態
ということの方が多そうです。
■ そう考えると、電子ファイルこそ
定期的な大掃除が必要なのかもしれませんね。
いつか無限のストレージと完璧な検索システム
が現れたら必要のない作業になるかもしれませんが、、。
今日の【まとめ】
■ 電子ファイルは保存コストも低く場所もとらない
■ とはいえ似たようなファイルを溜めすぎると収拾不能に
■ 大掃除では不要な電子ファイルを捨てることも必要か?