■ IT業界はカタカナ語が大好きなのですが、
ここ数年よく使われる単語に
「ベストプラクティス」
というものがあります。
直訳すると「最良慣行」です。
お得意のバズワード?かと思いきや
そうでもないようです。
Wikipedia先生によると、
ベストプラクティスという概念はそれほど
新しいものではない。
フレデリック・テイラー(1911) は、
「それぞれの商売の各要素に使われる様々な
方法や実装に対して、常にさらに迅速で
良い方法や実装が存在する」
としている。
この観点から “one best way” (Kanigel, 1997)
という考え方が生まれた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベストプラクティス
とのこと。
IT業界で
「○○(←製品名)のベストプラクティス」
といえば、
「 ○○という製品を最もうまく使いこなす方法」
というような意味になります。
実例を検証した結果から選ばれることが多く、
先行事例を研究した結果でもあります。
つまり、他人がいろいろと試した結果、
最もよいと思われる使い方が「ベストプラクティス」
なので、
これを採用することは試行錯誤する時間を
大幅に短縮することが見込めます。
もちろん、環境によって何が「ベスト」かは
変わるでしょうが、
最大公約数的に選ばれた「ベストプラクティス」を
試さない手はありません。
もし、巷で「ベストプラクティス」という単語を
見かけたならばぜひともお試しいただければ幸いです。
■ もちろん、日々お送りしているこの誌面も
知的プロフェッショナル × IT
のベストプラクティス
に他なりません。
今後ともご愛顧のほどを笑。
今日の【まとめ】
■ 「ベストプラクティス」とは最良慣行
■ 色々試した結果の最もおいしいところであることが多い
■ もちろん、この誌面も「ベストプラクティス」笑