【IT論考β】 バックアップをコピーで済ますと後が大変、、。[#345]

IT

■ デジタルデータを扱うなら
  必須なのがバックアップです。
  
  この誌面では何度もお伝え
  しているように、
  
  デジタルデータは劣化しませんが
  それを保存する媒体は劣化します。
  
  具体的にはHDDやメモリカード
  などは故障したり破損し得ます。
  
  特にHDDは突然動かなくなることも
  多いので、日ごろからバックアップを
  とっておくのが重要です。
  
  (バックアップ取り忘れてるときに
   限って壊れるんですよね、、、)
   
   
■ バックアップは専用のソフトを
  使うのがオススメですが、
  
  データの複製が存在していれば
  目的自体は達せられます。
  
  
  つまり、別な場所にコピペ
  するだけでもよいのです。
  (同じHDD内ならダメですが)
  
  
  コピペでファイルを複製するのは
  数クリックなので、非常に気軽です。
  
  したがって、簡易にバックアップを
  とりたいときには便利な手法です。
  
  
  しかし、これまた多用するとあとが
  大変になるのです。
  
  無秩序にコピペによるバックアップ
  を行っていると、
  
  どれがオリジナルでどれがコピーかが
  よく分からなくなってきます。
  
  
  さらに、記憶装置を買替えてデータを
  移動したり、保存場所を統合したりすると
  さらに複雑になってきます。
  
  
  そして、いつの間にかHDD内には
  同じファイルが複数存在するという
  事態になるのです、、。
  
  
  重複したファイルを検出するソフトも
  ありますが、ファイル数が増えると
  整理をするのはかなり大変です。
  
  自分の利用実態を考えたときに
  どちらのフォルダにあるファイルを
  残すべきか逐一判断が必要なことが
  多くなるからです。
  
  
  作業の手間と間違ったファイルを
  消してしまうリスクを考えると
  
  大きめの記憶装置で溜め続ける方が
  よいかもしれません。
  
  (一考に整理はされませんが、、)
  
  
  いずれにしても、データが増える
  ことはあっても減ることはほぼありません。
  
  このような問題はこの先もずっと
  つきまとうことでしょう、、。
  
  
■ データ管理については増やす前に
  ポリシー(方針)を決めておかないと
  だめですね。
  
  自戒を込めて、、。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ バックアップはコピペで済ますことも可能
 ■ 時間とともにオリジナルが不明になり重複が増える
 ■ データ管理のポリシーを持つことが重要

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