【IT論考β】 クラウドサービスは知識労働者の神器[#31]

IT

  
■ 「クラウド」という単語を聞いたことが
  ない人はいないでしょうし、
  
  Dropbox や Evernote も
  使っているかは別として名前ぐらいは
  多くの人が耳にしているはずです。
  
  
  インターネット経由で提供される
  (ソフトウェア)サービスのことを
  
  総称して「クラウドサービス」と
  よんだりしますが、
  
  Dropbox も Evernote もクラウドサービス
  のひとつです。
  
  
■ 個々のサービスの紹介は後々するとして、
  クラウドサービスにおける最も重要な点は、
  
  「データをローカルではなくクラウドに置く」
  
  という部分です。
  

  パソコンのHDDやUSBメモリ、SDカードなどの
  自宅にある記憶メディアではなく、
  
  インターネット上のサーバ(クラウド)にデータを
  保存するのです。
  
  「同期」という形でローカル(手元のパソコン)にも
  データが置かれるケースは多いですが、
  
  あくまで、主がクラウド側でローカルは従です。
  
  
■ 日本の大企業はクラウド上にデータを置くことを
  忌避する傾向にあるようですが、
  
  手元のコンピュータとてウイルス感染などの
  脅威にはさらされているわけです。
  
  
  ITのセキュリティ知識に疎い個人が手元に
  データを置くことと、
  
  世界レベルのエンジニアが設計・運用している
  クラウドサービスに置くことを比較したら、
  
  むしろ後者の方が安全かもしれません。
  (というか、きっとそうです。)
  
  
■ 筆者は個人レベルでITを活用するのであれば、
  クラウドサービスを利用することは
  
   「必須」
   
  と考えます。
  
  
  PCに加えて、スマホにタブレットと
  個人が所有するデバイスは増えています。
  
  場合によってはPCやタブレットを複数台
  持っていることもあるでしょう。
  
  それは、その時々で使うデバイスが変わることを
  意味します。
  
  一方で、どのデバイスでも自分の持っている
  全てのデータを閲覧したいと考えるはずです。
 
  
■ となると、個々のデバイスにデータを保存するのは
  得策ではありません。
  
  どのデバイスからでもアクセス出来る場所に
  データを保存する必要があります。

  そこで必要なのがクラウドサービスなのです。
  (もちろんネット接続出来ることが前提ですが)
  
  
■ いつでも、どこでも、
  アウトプットする知識労働者は
  
  適材適所でデバイスを持ち、
  それを活かすにはクラウドサービスを
  活かす必要があるというわけです。
  
  個別論はまた次回に。
  
 
 今日の【まとめ】
 ■ クラウドサービスではローカルではなく
   ネット上にデータを保存する
 ■ クラウドにデータを置く方が、下手に個人が
   ローカルにデータを置くよりも安全では?
 ■ 知識労働者にクラウドサービスは必須
 

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