■ 今回は携帯電話のキャリア(通信会社)が提供する
公衆無線LANサービス(Wi-Fiスポットサービス)
について。
スマホの普及とともに、
各キャリアはWi-Fiスポットを猛烈な勢いで
設置しています。
スマホはその特性上データの通信量が増大する
傾向にあるため、
電波という限りあるリソースを利用している
通信キャリアとしては、
出来るだけ固定回線などに通信を分散(オフロード)
させたいという狙いがあるようです。
したがって、各通信キャリアはスマホ利用者に対しては
自社のWi-Fiスポットの利用を(実質)無料にしています。
■ このキャリアによるWi-Fiスポットサービスですが、
利用しているキャリアとプランによっては
スマホ以外のデバイスで接続OKだったりします。
現状ではauが
「LTEフラット/LTEフラット(V)」の契約者に
PCやiPadなどのWi-Fi端末の接続を無料にしています。
(期間限定でデータ定額プランの契約者も無料で
利用できるようです。)
http://www.au.kddi.com/mobile/service/smartphone/wifi/wifi-spot/
docomoについては、
ネット上には無料になるケースがあるとの情報がありますが、
公式Webサイトでは無料になることを確認出来ませんでした…。
(月額300円プランになるように思われます)
https://www.nttdocomo.co.jp/service/data/docomo_wifi/about/bill_plan_300/
SoftBankは別途課金となるようです。
ただし、iPad Wi-Fiモデルをお持ちの方は、
2年間はSoftBankのWi-Fiスポットが無料で使えます。
キャリアのWi-Fiスポットサービスに関しては
キャンペーンなど利用料金・利用条件が頻繁に変わるので
要チェックです。
■ とはいえ、適用条件を逐一調べる時間がもったいない
という方もいらっしゃるでしょうから、
公衆無線LANサービスを別途契約しておいても
よいかもしれませんね。
(月額400円以下で契約できるサービスもあるので
手頃なのを選んでもよいかと)
なお、今回取り上げたキャリアのWi-Fiスポットは
基本的に暗号化された通信になっています。
今日の【まとめ】
■ 携帯電話のキャリア(通信会社)は
各社Wi-Fiスポットを展開中
■ スマホの契約内容によっては無料で
使える場合もあるので要チェック
■ 汎用性のある安価な公衆無線LANサービスを
契約しておくという手もあり