■ パソコンやスマートフォン、タブレット
などネットにつながる端末を複数所持
している人も多いでしょう。
ゲーム機やKindleなども数えると
結構な台数になるのではないでしょうか。
利用シーンによって使いやすいデバイスは
異なるので、
複数台所有することはそれなりに
理にかなっています。
(報告書を作るのにスマホはつらいですが
外出先でのメールチェックなら便利です)
ただ、闇雲に複数端末を所持すると
管理が煩雑になるだけということもあり得ます。
■ キモになるのは「データの管理」です。
利用シーンにあったデバイスを
使えるように複数所持しても、
データをバラバラに保持していては
意味がありません。
オフィスでパソコンを使って作成した
ドキュメントを、
外出先でスマホやタブレットで参照
出来なければデバイスの持ち腐れです、。
ITを利用するときの基本原則として
「無意味にデータをコピーしない」
ことがあげられます。
(バックアップはまた別です)
デジタルデータはコピーが簡単ですが
無造作に複製していくと、
どれがホンモノのデータなのかが
分からなくなってしまいます。
追記するときもどれを触ったらいいか
分からないですし、
修正点がでるとコピーした数だけ
手直しの手間が増えます。
したがって、データのコピーは
必要最小限にとどめるのがよいのです。
データは一元管理出来るようにするのが
基本姿勢としては重要です。
■ この考え方をマルチデバイスな現代に
あてはめるのならば、
ホンモノのデータはクラウドに置く
のが基本路線になるでしょうか。
そのデータを各種のデバイスから
参照(あるいは同期)して利用する
というのがこれからのスタンダード
といえるでしょう。
企業によってはクラウドストレージに
データを置くことを忌避する会社もありますが
徐々にその拒否反応は薄れていくと
予想されます。
巷では「マイナンバー」の管理が
話題になっていますが、
「自社で管理するのは怖いから
外部の専門業者に委託する」
という企業も増えています。
そのような考え方がデジタルデータ
一般に適用されるのもそう遠くは
ないかもしれません。
(お金は大事だからこそ銀行に
預けるような感覚ですかね?)
今日の【まとめ】
■ 一人で複数デバイスを持ち
利用シーンごとに使い分ける時代
■ 肝心なのはデータを一元管理すること
■ 大事なデータだからこそクラウドに
預けるという考え方も