少し前に受けたセミナーで「facebookはキュレーションツールとして有効」と教わったのですが、確かにその通りと感じる今日この頃です。
SNSがキュレーションツールとして機能するかどうかは自分がどのような人と繋がっているかによって変わりますし、どういう方向性のキュレーションをしたいかもまた繋がっている人次第です。
現在の自分に近い人とだけ繋がっていれば、今の自分の嗜好に近い情報が入ってくるでしょう。人は似たもの同士が集まるからです。
一方で、SNSだからこそ現在の自分とは遠い人と繋がることも可能です。それは物理的距離かもしれませんし、身を置いている環境という意味での距離感かもしれません。いずれにしろ、異なる環境にいる人には異なる情報が入ってくるので、そういった人々が発信する情報は自分のみの周りにはない可能性が高いです。
したがって、自分がこれから目指したい方向にいる人々だったり、環境は違えど同じ方向を見ている人々と繋がっていると、行きたい方向にそった情報が入ってくることになります。そうやって自分に見せる情報をある程度は意図的にコントロールすることも可能なわけです。
人によってキュレーションが行われることがSNSの醍醐味なのかもしれません。