■ ITの力によって行列に並ぶことを回避する、
というお話(具体編)をしてきました。
今回は鉄道ファンでもある筆者から
補足的なご案内を。
■ 行楽・帰省時期にみどりの窓口へ行くと
その列の長さに暗澹たる気持ちになります。
ただ、どれほどの人が実際にその列に
並ぶ必要があるのかを考えると少々疑問です。
近年は「指定席券売機」なるものが積極的に
設置されており、かなりの部分はそちらで
対応出来るからです。
みどりの窓口に出来る行列に比べて、
ほとんど列の出来ない指定席券売機を見ると
なかなか指定席券売機のハードルは高いのかも
しれません。
それを察してか、JR東日本は
【指定席券売機ご利用案内】
http://www.jreast.co.jp/mv-guide/
というページを作り、
【体験版】
http://www.jreast.co.jp/mv-guide/demo/index.html
まで用意しています。
もちろん、指定席券売機への移行が進めば
人員の合理化が行えるという事情もあるでしょうが、
JRの思った以上に移行が進んでいないという事でしょう。
JR東海でも名古屋駅で
「『いますぐ新幹線』専用コーナー設置」
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/13/028/
といった取り組みをするなど、
指定席券売機の利用を促進させることに腐心しているようです。
■ 新しい機械というのは、そういうものが好きな人以外には
とっつきにくいことは多いでしょう。
また、多少なりとも覚えるという事は必要ですから、
そういったことを面倒に感じる人はなかなか移行しないのは
仕方のないことかもしれません。
おそらく、鉄道に限らずそういったケースはそこかしこに
転がっているはずです。
ただ、基本的に人手を介すよりも、
ITの力を使った方が運営側のコストは安いので
IT機器を利用する人は色々と優遇されることが
多くなります。
(ネット予約特典など)
副次的な部分でも得をすることが多いので、
ITツールが選択できる場面では積極的に利用を
検討するのはありかもしれません。
今日の【まとめ】
■ みどりの窓口が混んでいても指定席券売機は空いている(ことが多い)
■ JRはいろいろと指定席券売機の利用促進策を展開中?
■ ITツールは副次的な効果を生むことも多いのでぜひ導入検討を