【IT論考β】 (おまけ)ネット予約はしていなくともせめて指定席券売機を。[#72]

IT

■ ITの力によって行列に並ぶことを回避する、
  というお話(具体編)をしてきました。
  
  今回は鉄道ファンでもある筆者から
  補足的なご案内を。
  
  
■ 行楽・帰省時期にみどりの窓口へ行くと
  その列の長さに暗澹たる気持ちになります。
  
  ただ、どれほどの人が実際にその列に
  並ぶ必要があるのかを考えると少々疑問です。
  
  
  近年は「指定席券売機」なるものが積極的に
  設置されており、かなりの部分はそちらで
  対応出来るからです。
  
  
  みどりの窓口に出来る行列に比べて、
  ほとんど列の出来ない指定席券売機を見ると
  
  なかなか指定席券売機のハードルは高いのかも
  しれません。
  
  
  それを察してか、JR東日本は
  
  【指定席券売機ご利用案内】
    http://www.jreast.co.jp/mv-guide/
    
  というページを作り、
  
  【体験版】
    http://www.jreast.co.jp/mv-guide/demo/index.html
    
  まで用意しています。
  
  
  もちろん、指定席券売機への移行が進めば
  人員の合理化が行えるという事情もあるでしょうが、
  
  JRの思った以上に移行が進んでいないという事でしょう。
  
  
  JR東海でも名古屋駅で
  
  「『いますぐ新幹線』専用コーナー設置」
   http://news.mynavi.jp/news/2015/03/13/028/
   
  といった取り組みをするなど、
  指定席券売機の利用を促進させることに腐心しているようです。
  
  
■ 新しい機械というのは、そういうものが好きな人以外には
  とっつきにくいことは多いでしょう。
  
  また、多少なりとも覚えるという事は必要ですから、
  そういったことを面倒に感じる人はなかなか移行しないのは
  仕方のないことかもしれません。
  
  
  おそらく、鉄道に限らずそういったケースはそこかしこに
  転がっているはずです。
  
  ただ、基本的に人手を介すよりも、
  ITの力を使った方が運営側のコストは安いので
  
  IT機器を利用する人は色々と優遇されることが
  多くなります。
  (ネット予約特典など)
  
  
  副次的な部分でも得をすることが多いので、

  ITツールが選択できる場面では積極的に利用を
  検討するのはありかもしれません。

  
 今日の【まとめ】
 ■ みどりの窓口が混んでいても指定席券売機は空いている(ことが多い)
 ■ JRはいろいろと指定席券売機の利用促進策を展開中?
 ■ ITツールは副次的な効果を生むことも多いのでぜひ導入検討を

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