■ 前回、
すぐに役に立つことは、すぐに役立たなくなる
ということを書きました。
とはいえ、ITの場合には直ぐに役立つ
テクニックもそれなりに覚えておきたいところ。
なぜならば、コンピュータの処理能力は
分野によっては人間を遙かに凌駕するので
ひとつのテクニックがもたらすメリットが
あまりにも大きいケース存在するからです。
■ たとえ、次のソフトウェアアップデートで
使えなくなろうとも
そのテクニックを覚える学習コストに対して
得られるメリットがそれを上回るのなら
採用しない手はありません。
◆ 一回の利用で得られるメリット
◆ それを利用するだろう頻度
◆ そのテクニックの寿命
を加味したときに、
どれくらいのメリットを享受できるか?
つまりトータルメリットが判断の基準と
なりましょう。
■ 卑近なところで言えば、
コピーアンドペーストを行う
Windows:Ctrl + C Ctrl + V
Mac:Command + C Command + V
などは、
一回の利用で得られるメリットも多く
利用する頻度も極めて高い上に
おそらく半永久的な寿命を持っている
という極めて模範的なテクニックです。
■ そんなことを考えつつ
身につけるテクニックを考えるのも
よいのではないでしょうか。
今日の【まとめ】
■ テクニックをおぼえるときはトータルメリット
を考える
■ 一回で得られるメリット・利用頻度・寿命が
ポイントとなる
■ コピペなどはトータルメリットが大きい模範例