家計簿をつけるにしても「目的をもって始める」ことが重要で。

ほぼエッセイ

ここしばらくお金を管理するための記録について考えてきました。記録する手段として有力な候補はアカウントアグリケーションサービスなのですが、これを使うにはリスクをテイクする必要がありますよ。というのがここまでの結論です。

アグリケーションサービスを使わないとなると、自分で家計簿を付けるほかなく、それなりに手作業が発生します。これを継続できればベストですが、多くの人は途中で挫折するのではないでしょうか。

かくいう自分も、アナログもデジタルも色々な家計簿を試しましたが、続けるのは非常に難しいのです。おそらくは「家計簿つけて何がしたいの?」というゴールが明確でなかったのが原因でしょう。

日記のように記録として残しておきたいのか、分析するために記録が必要なのか、資産管理という観点でひつようなのか。目的によって記録すべき粒度も違うでしょうし、使うべきツールも違うでしょう。

例えば、分析するためであれば1ヶ月から数ヶ月分の記録があればトレンドを見ることは出来るので、永続性はそこまで重要ではありません。いかに分析しやすいツールを使うかが焦点です。

永続的に家計簿をつけようと思う場合、それを使って何をしたいかを先に考えて置くべきです。記録のためのコスト(時間・手間)がゼロに近ければよいのですが、現状そのような方法が存在しないので、目的に合ったコストのかけ方をするのが合理的です。日用品の底値が分かるようにしたいというのであれば粒度細かく記録する必要があるでしょうが、高額出費だけおさえておきたいのであれば「○○円以上の支出だけ記録する」というルールで事足ります。

結局のところ、「目的を持って始める」ことが重要ですね、というわけで、「7つの習慣」は普遍的な真理をついていることに気がつくわけです。

 

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