【IT論考β】 iPad CellularモデルをMVNOでモバイルルーターとして使い倒す。
■ iPadが発表されたとき、筆者は
「面白いけど、そんなに普及するのかな?」
なんてちょっと冷めた目で見ていましたが、
やはりAppleはすごかったというのが現実です。
■ いまは安価なAndroidタブレットもありますし、
円安の影響もあってかiPadの価格が上がってはいますが、
やはりiPadが魅力的であるのは間違いありません。
携帯電話回線をつかって通信ができる
Cellularモデルがあるのも強みです。
(まぁ、Wi-Fiモデルより高いんですけど、、)
当初はちょっと重かったiPadも、
Airになってかなり軽くなったので、
お値段以外は必要十分でしょう。
■ さて、iPad(現行モデルはiPad Air 2)ですが、
長時間の稼働を実現するために大容量のバッテリーが
搭載されています。
各種の解体レポートを見ると、
iPhone6 の4倍程度の容量を搭載しているようです。
これをテザリング利用して、実質モバイルWi-Fiルータとして
使ったならば、かなり長時間通信が可能でしょう。
実際、丸一日通信し続けられたというレポートも
あるようです。
■ ただ、問題になるのは通信料の高額化/通信量の制限です。
いまは大手キャリア3社は徐々に従量課金プランに
移行しつつあるので、通信するほど高額になります。
定額プランの場合にはおおむね7GBが通信量制限の
壁になります。
そこで、登場するのが「格安SIM」の名で有名な
MVNOです。
ここのところ、
MVNO各社は値下げ競争を繰り広げているので、
大手キャリアに比べてかなり低廉です。
通信量3GBで1000円程度からスタートでき、
10GBで3000円を切る価格帯まで下がっています。
モバイルWi-Fiルータを別途持つことを考えたら、
お値段的にも携帯するデバイスの数的にもお得な選択肢です。
もちろん、iPadを単体で使う場合のランニングコスト削減
にも有効な選択肢です。
まぁ、16GBモデルで67,800円(税別)という
イニシャルコストをかけて新規での購入する方
かつ
キャリアによる懇切丁寧な(?)フルサポートは
なくてもOKという方
向けにはなりますが…。
(キャリアの契約や割賦販売を通さず、
Appleからの直販で買う前提なので)
今日の【まとめ】
■ タブレットはやっぱりiPadが魅力的
■ iPadの大容量バッテリーを活かして
モバイルWi-Fiルータを兼任させる手も
■ 通信量の増大はMVNOで対応すれば安価に