■ ネット通販はなくてはならない存在に
なりつつあるようにも感じますが
かといって万能というわけでもない
というお話です。
■ Amazonとリアル書店の使い分けという
テーマで過去に記事を書きましたが、
いまや書籍に限らず様々なものが
ネット上で購入できます。
とはいえリアル店舗のメリットが
消えたわけではありません。
ネット通販はVirtual店舗ゆえに
色々と限界があります。
スペック(性能)のように数値化
しやすい製品はよいのですが、
デザインや質感など言語化しにくい
部分がポイントになる場合は苦しくなります。
写真や動画などの製品紹介というのも
ありますが、
これも選択肢が増えてくると比較検討を
Web上で行うのは極めて難しくなります。
スペックで表現されたものは
検索によって絞りこむことが出来ますが、
主観に依存するような部分はひとつひとつ
人間がみて判断することになります。
しかし、ネットはそこまで一覧性には
優れていないので、
商品がずらっと陳列されているリアル店舗
に行く方がはるかに早く絞り込みが行えるでしょう。
■ 指名買いのように検索窓にキーワードを
打ち込むだけというケースではネット通販は
強力ですが、
沢山の選択肢から選びたいというときには
スペックで比較できないと厳しいですね…。
やはり、適材適所が重要という事でしょうか。
今日の【まとめ】
■ スペックで表現できる製品の比較はWebでも容易
■ 主観で選ぶ要素が入るとWebは非効率
■ 結局は適材適所での使い分けが重要か?
【IT論考β】 選択肢が増えれば増えるほど選びにくいネット通販。[#251]
