ほぼエッセイ

人間は意外と欲望に対して無自覚?

人間というのは不思議なもので、欲望があることは自覚しつつもその欲望が具体的になにであるかを案外把握していなかったりします。いわゆる三大欲求はともかくとして、それよりも高次の欲求となるとかなりあやふやです。 食欲とて場合によってはあやしいもの...
思考

非同期型コミュニケーションの方が同期型よりも適している場合。

さて、前回の「論説文と二項対立。〜それは白にも黒にもなるもの〜」で宣言したとおり、「同期型と非同期型が選択可能なら、同期コミュニケーションを選ぶ。」の結論に相反する論説文を書いてみます。 元々は同期型と非同期型のコミュニケーションなら同期型...
思考

論説文と二項対立。〜それは白にも黒にもなるもの〜

前回は、「同期型と非同期型が選択可能なら、同期型コミュニケーションを選ぶ。」というエントリを書きました。このエントリに限りませんが、当blogではよく出てくる「二項対立」について少し書いてみたいと思います。このblogに書かれているほとんど...
ほぼエッセイ

同期型と非同期型が選択可能なら、同期型コミュニケーションを選ぶ。

コミュニケーションの重要性が叫ばれる昨今において、コミュニケーションをはかるための方法やツールも沢山あります。しかし、それらは大別すると同期型と非同期型のふたつにわけられます。 同期型コミュニケーションというのは、コミュニケーションをとりた...
ほぼエッセイ

「自分のことは自分が一番よく分かっている」?

ときどき「自分のことは自分が一番よく分かっている」というのが本当かどうかについて、論争が起こります。この議論は収束を見ないことも多いのですが、それもそのはずどちらも一面的には正しいからです。というのもモノの見方には、「主観」と「客観」のふた...
ほぼエッセイ

何かをやめるときは余剰リソースの振り向け先を決めておけ。

世を見渡すと、何か新しいことを行うときに何かを行わないことを決める事例は少ないようです。政治家の公約でも社長の年頭挨拶でも「○○に力をいれます」とは言っても、「そのかわり××はやりません」というのは聞いたことがありません。しかし、特に時間と...
ほぼエッセイ

教えるためには言語化する能力が必要。

世の中には教えるのがうまい人とへたな人がいます。その分野において成果をあげている人には教えを請いたいものですが、必ずしもそういった人が教えることに長けているとは限らないのが難しいところです。人間は基本的に言語によってコミュニケーションを行い...
ほぼエッセイ

論理的思考能力もいいけれど、抽象思考能力もないと厳しい?!

ビジネスパーソンに求められるスキルのひとつに論理的思考能力というのが、よくあげられます。異なるバックグラウンドを持つ人々を説得するためにはロジックの力が不可欠なので、確かに必要な力ではありましょう。しかし、あわせて持っておきたい力があります...
ほぼエッセイ

学びの場においては、場の熱量も大事。

近年は朝活がはやるなど、社会人も積極的に学ぶことが多いようです。勉強会やセミナーといったものも沢山存在し、個人がそういったものに参加するのも珍しくはありません。 ひとくちにセミナーといっても、セミナーの内容も玉石混淆ならば、お値段の方も玉石...
IT

ITツールもぼちぼち「体系的廃棄」を行うフェーズ?

産業革命以降、20世紀まで産業資本の時代だとするならば、情報革命以降の現代は知識資本の時代でありましょう。そして、主たる労働者は肉体労働者から知識労働者へとシフトしています。現代のコンピュータが実用化されてからまだ70年ですが、少なくとも2...