■ 最近は様々な情報が電子化
されて管理されるようになりました。
一方で、相変わらず紙で管理
されている情報も多々あります。
電子化したいものの種々の理由で
出来ていないものもあれば、
意図的に紙のままで情報を管理
しているケースもあります。
手帳をあえて電子化しない
というのは後者の最たるもの
かもしれません。
■ 電子化することにはメリットが
ある一方で、当然デメリットも
存在します。
データが電子化されれば当然ながら
それを参照するデバイスが必要に
なります。
データを加工・保持するための
ソフトも必要です。
そして、電気がないとデータを
参照することができません。
災害対策を考えた場合、この点は
重要ですが見落としがちです。
停電が起きたときに
災害対策マニュアルはすべて
電子データで呆然とする
などという笑えない話は
意外と高い確率で発生しそうです…。
■ このあたりがクリアできて
次のようなメリットを享受したい
場合に電子化は行われるべきでしょう。
電子化することのメリットは
複製コストの低下と参照元の増大が
簡単になることでしょう。
複数のデバイスや場所から同じ
データを参照することが非常に
たやすくなります。
(もちろん、クラウド上など
参照可能な場所にデータを置く
ことが前提ですが)
また、電子化することで物理的な
スペースを必要としなくなるので
データ量が多いほどメリットは
大きくなります。
ほかにもデータを集計したり
解析したりする処理が行いやすく
なります。
データの再利用性が向上すると
言っても良いでしょう。
■ ITは魔法の杖ではないので
メリットとデメリットを比較して
メリットがある場合にだけ
使うべき道具に過ぎないのです。
今日の【まとめ】
■ 電子化にはメリットもデメリットもある
■ なんだかんだで電子化はコストがかかる
■ 電子化せずとも問題のない情報も多々あり?