【IT論考β】 電子化するか否かをどのように決めるか?[#382]

IT

■ 最近は様々な情報が電子化
  されて管理されるようになりました。
  
  一方で、相変わらず紙で管理
  されている情報も多々あります。
  
  電子化したいものの種々の理由で
  出来ていないものもあれば、
  
  意図的に紙のままで情報を管理
  しているケースもあります。
  
  手帳をあえて電子化しない
  というのは後者の最たるもの
  かもしれません。
  
  
■ 電子化することにはメリットが
  ある一方で、当然デメリットも
  存在します。
  
  データが電子化されれば当然ながら
  それを参照するデバイスが必要に
  なります。
  
  データを加工・保持するための
  ソフトも必要です。
  
  そして、電気がないとデータを
  参照することができません。
  
  
  災害対策を考えた場合、この点は
  重要ですが見落としがちです。
  
  
  停電が起きたときに
  災害対策マニュアルはすべて
  電子データで呆然とする
  
  などという笑えない話は
  意外と高い確率で発生しそうです…。
  
  
■ このあたりがクリアできて
  次のようなメリットを享受したい
  場合に電子化は行われるべきでしょう。
  
  電子化することのメリットは
  複製コストの低下と参照元の増大が
  簡単になることでしょう。
  
  複数のデバイスや場所から同じ
  データを参照することが非常に
  たやすくなります。
  
  (もちろん、クラウド上など
   参照可能な場所にデータを置く
   ことが前提ですが)
   
  
  また、電子化することで物理的な
  スペースを必要としなくなるので
  
  データ量が多いほどメリットは
  大きくなります。
  
  
  ほかにもデータを集計したり
  解析したりする処理が行いやすく
  なります。
  
  データの再利用性が向上すると
  言っても良いでしょう。
  

■ ITは魔法の杖ではないので
  メリットとデメリットを比較して
  
  メリットがある場合にだけ
  使うべき道具に過ぎないのです。  
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 電子化にはメリットもデメリットもある
 ■ なんだかんだで電子化はコストがかかる
 ■ 電子化せずとも問題のない情報も多々あり?

タイトルとURLをコピーしました