■ 通信インフラはかなりリッチになり
最近は音声通話もWeb会議も
無料で簡単にできるようになりました。
昔に比べれば音質も画質も
よくなっているので、
リアルで会う必要はないのでは?
なんて話はよく出てきます。
しかし実際のところ
ITでのコミュニケーションが
発達するほどに
リアルコミュニケーションの
価値は高まっていくことでしょう。
直接会うかどうかそれ自体が
意味を持ってくるのです。
(外交なんかを見てると
はっきりわかりますよね)
■ もうひとつ、
ITでのコミュニケーションは
必然的に「デジタル」です。
アナログな世界をデジタルデータで
表現するには必ず情報をそぎ落とす
必要があります。
なおかつ、リアルタイムで音声や
動画をやりとりする場合には
通信環境に合わせてさらにデータが
間引かれることになります。
(人間には知覚しにくいレベルの
部分が主ですが)
言語化可能なコンテンツの部分は
デジタルでも伝わりますが、
言葉にできない部分は場合によっては
そぎ落とされることになります。
(もしかすると、人間はその微妙な
欠損をなんとなく感じ取っている
のかもしれません…)
技術的な観点からいっても
リアルには永遠にかなわないのです。
■ どこまで行っても
ITによるコミュニケーションは
ひとつのツールでしかないので
よい意味で割り切った使い方が
必要でしょうね。
今日の【まとめ】
■ 音声通話もWeb会議も無料な時代
■ むしろリアルコミュニケーションに価値
■ ITはあくまでツールと割り切って