■ しばらく前から、
グローバル人材には英語が必須だから
幼少期から英語を学ぶべき
という世相を感じます。
最近はさらに
ITは必須スキルだから
プログラミングも学ぶべき
という論調もよく聞くようになりました。
ITのプロたる筆者としては、
(英語の方はともかくとして)
「必ずしもプログラミングを学ぶ
ことはないんじゃ??」
と懐疑的なスタンスです。
■ もちろん、出来ないよりは
出来たほうがよいのは明らかですし、
自分でプログラムが書ければ
効率化がしやすいことも確かでしょう。
メリットがあるだろうことは
間違いありません。
とはいえ、学んで身につくような
プログラミング能力は、
所詮スキルの一つに過ぎません。
(たまに才能ともいうべき
プログラミング能力を持つ人がいますが…)
それがないと致命的なわけでもなく
必要とあらば相当程度は金銭解決可能です。
具体的にはプログラムが書ける人に
依頼してしまえばよいのです。
また、プログラミング能力があったとしても
実際にコードを書くのには時間が必要です。
よって、たとえ能力があったとしても
自分で書くのがよいかは別問題なのです。
プログラミングでの生産性は、
その能力によって雲泥の差が生じます。
中途半端なスキルで取り組むぐらいなら
依頼する方がよほど効率的なのです。
それによって浮いた時間で、
自らの専門分野で成果を上げる方が
自分にとっても世の中にとっても
良い結果をもたらすような気がします。
■ ITが世の中に及ぼす影響が大きいのは
間違いない昨今ですが、
必要とされるのはプログラミング能力
というよりは、
ITをバランス良く理解して使いこなす
リテラシーのほうでしょう。
SNSや情報の濁流に振り回されては
だめなのです、、。
今日の【まとめ】
■ プログラミング教育は必須ではない
■ 能力ある人に依頼するというのも選択肢
■ むしろITリテラシーのほうが重要