【IT論考β】 必要なのはプログラミングの教育ではなく…。[#324]

IT

■ グローバル化が叫ばれるようにり
  英語教育というのが重要視される
  ようになりましたが、
  
  最近はITの普及に伴って
  プログラミング教育にも注目が
  集まっているようです。
  
  
  筆者はITエンジニアといっても
  そこまでプログラムは書けないですが、、
  
  だからこそ(?!)、
  万人にプログラミング教育は
  必要ないと考えています。
  
  (業界を担う人材を育てる観点
   としては必要なんでしょうが…)
  
  
■ プログラムに使われる言語には
  かなり流行廃りがあり、
  
  いま学んだ言語が将来にも
  役に立つかどうかはわかりません。
  
  
  プログラミングの概念(っぽいもの)を
  学ぶため教材もいろいろありますが、
  
  それで雰囲気を学ぶことが役に立つかは
  非常に疑問なところです。
  
  
  つまるところ、コンピュータは
  
   入力したデータに対して
   特定の演算を施した結果
   を出力する
   
  という、まさに「計算機」です。
  
  
  重要なのは「特定の演算」とは
  どういう処理であるか?
  を明確に表現出来ることです。
  
  それができない限り、
  所望の動きをするプログラムを
  書くことはできません。
  
  
  必要なのはプログラムを書く能力
  ではなく、
  
  自分が望む処理を曖昧さを排除して
  明確に(自然言語で)表現する力です。
  
  
  それはある種のコミュニケーション能力
  であって、ITの有無にかかわらず必要な
  力でしょう。
  
  結局は、論理的思考力とか言語化能力
  などといった、以前から必要とされていた
  能力に行き着くのです。
  
  
■ まぁ、そこまでしなくても
  siri と会話をするだけで、
  
  必要な結果が得られる時代は
  そう遠くないかもしれませんが、、。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ プログラミング教育は万人が受ける必要はない
 ■ 必要なのは「何が欲しいか?」を言語化する力
 ■ つまりはコミュニケーション能力ということ

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