【IT論考β】 どうせ主観の中でしか生きられないなら。[#325]

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■ 日常生活を送っていると

  「客観的な視点が必要」とか
  「客観的証拠をあげろ」など
  
  どちらかというと主観よりも
  客観のほうが重んじられる気がします。
  
  
  確かに科学の世界など論理を重んじる
  場合には、ものごとを客観視できないと
  説得力のある主張は難しいでしょう。
  
  ビジネスの場においても主観でだけ
  意見を述べる人は嫌われる傾向に
  あるようです。
  
  
  かくして、なんとなく客観のほうが
  良いという空気が醸成されているのでは
  ないでしょうか。
  
  
■ 客観というのは確かに必要な場面は
  あるのですが、
  
  自らの人生という部分に限って言うと
  たいして重要ではないかもしれません。
  
  
  人間に感情がある以上、
  どこまでいっても主観ゼロで
  思考することはできません。
  
  (少なくとも筆者にはそう思われます)
  
  つまり、客観的にものごとを捉え
  考えているつもりであっても、
  どこかに主観が混じるということです。
  
  
  そして、その主観によって自分の
  生き様というのを日々感じ取って
  いるのです。
  
  
  客観的にみれば充実していて
  とくに不自由がないように見えても

  当の本人は不幸だと思っている
  なんていう話はよく聞きます。
  
  
  反対に、金銭的・物質的には
  あまり豊かでなくとも、
  
  日々を楽しく生きている
  という人も存在するわけです。
  
  
  自らが幸福かそうでないかを
  決定しているのは自らの主観です。
  
  自分なりに自身を客観視して
  「自分は恵まれているはず」
  と考えたところで、
  
  主観で納得がいっていないなら
  幸福感は味わえないでしょう。
  
  
  逆に客観的にはどうであれ
  主観において本人が楽しければ
  それが当人にとっての真実です。
  
  
■ 主観というのは相当程度は自分の
  裁量で操ることが可能です。
  (深層心理とかは別でしょうが、、)
  
  であるならば、少なくとも自分の
  ことについては主観を都合良く利用し
  プラスの感情を持つ方がよいのでは
  ないでしょうか。
  
  その方が結果として現実に起こる
  結果というのも望ましいものに
  なる気がします。
  

 今日の【まとめ】
 ■ 主観より客観の方が重視される傾向にある?
 ■ こと自分の人生においては主観が当人の真実
 ■ 主観をうまく操ることでよりよい日々が送れるのでは?

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