【IT論考β】 時代はますますMNP利用に追い風か?[#291]

IT

■ 日本で携帯電話の番号持ち運び制度
  (=MNP)の開始されたのは2006年10月。
  
  
  導入から約10年がたち、
  おそらくMNP制度を知らない人は
  ほとんどいないでしょう。
  
  機種変更の際にMNPを利用する方が
  安いケースは多いので、
  
  特定のキャリアにこだわりがなければ
  MNPはかなり有効な選択肢です。
  
  
  すでに日本国内における携帯電話の
  回線契約数は飽和状態にあるので、
  
  各キャリアともこれからは
  市場拡大は望めない状況です。
  
  
  となるとキャリア側の論理として
  シェアを増やすために
  
  MNPでの転入を増やす施策に
  力を入れるのは必然の流れです。
  
  
  したがって、
  政府がどのような指導をしようと
  MNP重視というキャリアの施策は
  変わらないでしょう。
  
  
■ であるならば、ユーザたる我々は
  MNPを積極活用するのが得策です。
  
  そのためにはMNP利用の障害となる
  要素は極力少なくしておくことが
  必要となります。
  
  
  これまでのところ、
  MNP利用をためらう最大の理由が
  「メールアドレスが変わってしまうこと」
  であった人は多いようです。
  
  
  しかし、スマホ時代になって
  LINEなどのSNS経由での会話が増え
  メールアドレスの重要性は相対的に
  低下しつつあります。
  
  
  メールアドレス自体はWebメールなら
  無料で簡単に取得出来ますし、
  
  スマートフォンで使うことへの
  障害もほぼなくなりました。
  
  
  (筆者はMNP時に付与された
   キャリアのメールアドレスを
   覚えてすらいません笑)
  
  
  この先もキャリアメールの
  重要性は低下する一方でしょうから
  
  いっそ使うのをやめてしまうのも
  悪くない選択です。
  
  
  そうすることで特定キャリアへの
  依存度は下がり身軽になるので
  MNPの用が簡単になります。
  
  
■ 実際にMNPするかどうかはさておき
  特定キャリアにロックイン(囲い込み)
  されない使い方をしておくのがオススメです。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 国内の携帯電話市場は飽和状態
 ■ MNPでのシェア獲得競争は今後も続く
 ■ 特定キャリアに依存しない使い方を
  

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