■ 今年は人工知能(AI)がちょっとした
ブームになっているようです。
ペッパーの発売だったり、
車の自動運転に関する話だったり、
何かと人工知能が話題に
のぼっています。
「人工知能が仕事を奪う」という
センセーショナルな研究結果も
出ているようですね。
■ ITエンジニアたる筆者は
その辺の動向も注視はしていますが、
わりと楽観的に考えています。
確かに人工知能は進化しているものの
単に技術的な優劣だけでは決まらない
という現実問題が存在するというのも
ひとつの理由です。
大量のデータを分析する手法は
どんどん進化していますし、
それらの判定精度がいずれ人間を
上回るだろうことは確かです。
特定分野においては、
明らかに人工知能に判断させたほうが
良い結果が得られる
という状況は訪れるでしょう。
■ ただ、それを人間が採用するか
どうかは別問題です。
人間よりは確率的に安全なら
自動運転の操作を優先させるのか?
人工知能の判定にしたがって
企業が採用・不採用を決めていけるか?
人生の転機における決断を人工知能の
だした結果にしたがって下せるか?
などなど、一朝一夕では答えが
出なそうな問題が出てくるでしょう。
それでも、最終的には人工知能を
信用するという方向になるやもしれませんが、
そのように人間の意識(価値観)が
変わるのにはそれなりに時間がかかります。
したがって、技術革新の速度ほどには
現実社会はすぐに変わらないでしょう。
■ 心づもりは必要でしょうが、
そこまで悲観的になることもないのでは?
と思う今日この頃なのです。
まぁ、2050年とかになると
さすがになんとも言えませんが、、、。
今日の【まとめ】
■ 人工知能は日々進化を続けている
■ ただしそれを人間が採用するかは別問題
■ 心づもりをしつつも悲観的にはならずに