【IT論考β】 人工知能が有能だからといって取って代わられるとは限らない?[#274]

IT

■ 今年は人工知能(AI)がちょっとした
  ブームになっているようです。
  
  ペッパーの発売だったり、
  車の自動運転に関する話だったり、
  
  何かと人工知能が話題に
  のぼっています。
  
  
  「人工知能が仕事を奪う」という
  センセーショナルな研究結果も
  出ているようですね。
  
  
■ ITエンジニアたる筆者は
  その辺の動向も注視はしていますが、
  わりと楽観的に考えています。

  確かに人工知能は進化しているものの
  単に技術的な優劣だけでは決まらない
  
  という現実問題が存在するというのも
  ひとつの理由です。
  
  
  大量のデータを分析する手法は
  どんどん進化していますし、
  
  それらの判定精度がいずれ人間を
  上回るだろうことは確かです。
  
  特定分野においては、

  明らかに人工知能に判断させたほうが
  良い結果が得られる
  
  という状況は訪れるでしょう。
  
  
■ ただ、それを人間が採用するか
  どうかは別問題です。
  
  
  人間よりは確率的に安全なら
  自動運転の操作を優先させるのか?
  
  人工知能の判定にしたがって
  企業が採用・不採用を決めていけるか?
  
  人生の転機における決断を人工知能の
  だした結果にしたがって下せるか?
  
  
  などなど、一朝一夕では答えが
  出なそうな問題が出てくるでしょう。
  
  
  それでも、最終的には人工知能を
  信用するという方向になるやもしれませんが、
  
  そのように人間の意識(価値観)が
  変わるのにはそれなりに時間がかかります。
  
  
  したがって、技術革新の速度ほどには
  現実社会はすぐに変わらないでしょう。
  
  
■ 心づもりは必要でしょうが、
  そこまで悲観的になることもないのでは?
  と思う今日この頃なのです。
  
  まぁ、2050年とかになると
  さすがになんとも言えませんが、、、。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 人工知能は日々進化を続けている
 ■ ただしそれを人間が採用するかは別問題
 ■ 心づもりをしつつも悲観的にはならずに

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