【IT論考β】 カルピスを原液で飲むのはムリなごとく、、。[#280]

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■ 書店に行けば沢山の新刊が並び
  電子書籍専用コンテンツも増えつつあり、
  
  「書籍」と名のつく世界だけでも
  情報量は増すばかりです。
  
  読みやすい本が増えているのは
  よいことかもしれませんが、
  
  一方でなんだかカルピスを薄めすぎた
  ような本もチラホラあります。
  
  
■ おそらく、生きていく上で重要なことは
  それほど多くはないのでしょう。

  非常に複雑にみえる世の中も
  実は大部分がごく少数の数式で表せる
  ことがその証左ではないでしょうか。
  
  
  となれば、数少ない原理原則を
  どのようにして習得するかがカギという
  ことになるでしょう。
  
  
■ 本を読むのにも時間がかかることを
  考えれば、コンテンツが凝縮された本を
  選びたいところ。
  
  
  とはいえ、カルピスを原液で飲むのは
  無茶というモノです。
  
  古典と言われる本は確かに本質を
  ついているでしょうが、
  
  抽象度が高く(=濃縮率が高い)、
  一読して理解するのはツライものです。
  
  
  したがって、適当に薄めてくれた
  現代のビジネス書で理解をはかるのも
  選択肢としてはありでしょう。
  
  一冊では薄いかもしれませんが、
  複数冊こなすことでそれなりに深く
  学べることでしょう。
  
  
  このあたりのバランスは
  慣れが必要かもしれませんが、。
  
  
  今回はこの辺で。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 古典は濃縮率が高く読破困難、、
 ■ 適度に薄めたビジネス書という選択肢
 ■ 一冊の薄さは複数冊でカバー

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