【IT論考β】クラウドサービスは小規模事業者にこそチャンス[#227]

IT

■ 前回の

  【IT化されているようで、されていない世界?】
   https://tech-se.net/blog/2015/09/1850
   
  では、
  
   「クラウドサービスは
     小規模事業者には福音か?」
     
  と書きましたが、もう少し掘り下げてみます。

■ 「クラウド」という単語は非常に
  抽象的なのですが、この業界にしては珍しく
  バズワードで終わらなかった希有な例です。

  一般ユーザー(消費者)には
  スマホとタブレットが爆発的に普及したことで、
  
  クラウドサービスは日常的なサービスと
  なりました。

  一方で、
  「クラウドにデータをおくなど言語道断」
  と考える大企業は多く、

  日々進化する便利なクラウドサービスの
  利用を禁止している企業も少なくありません。
  

  プライベートではGmailを使い、
  DropboxやEvernoteを使いこなしている人でも
  
  会社にいくと旧態依然としたITシステムを
  使わざるを得ないというケースは散見されます。
  
   (大企業が旧来のシステムを捨てられない
    理由は多々ありますが…)
    
    
  結果として、資本力のある大企業が
  必ずしも先進的で利便性の高いITシステムを
  使っているとは限らない時代になりました。
  

■ 逆に考えると、ここに攻めのIT活用をする

   中小・零細企業や個人事業主に

  大企業との資金力という差を埋める
  チャンスがあると言えるでしょう。
  

  安価なクラウドサービスがある
  現代こそチャンスであり、
  
  そんなサービスに大企業が積極的に
  踏み出せずにいるという特殊環境なのです。
  
  
■ この状況を活かした下克上が起こると
  面白いですね。

  

 今日の【まとめ】
 ■ 一般ユーザー(消費者)には当たり前のクラウドサービス
 ■ 大企業はクラウドサービスに積極的に踏み出せていない
 ■ 中小・零細企業や個人事業主に大いなるチャンス

タイトルとURLをコピーしました